イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「スコーピオン」

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スコーピオ

 こんにちは。今日の一枚は、前回の成功を受け、ある程度同じような題材で再現性を持たせようと動物モチーフで組み立てたイラストです。今回は「サソリ」にしました。

 とはいえ昨日も書いたように、なぜかしら当時のようなクオリティに及ばず、やはり前回の「アラクネ」は描いていて偶々色んな箇所が上手くハマったという一枚だったようですね。やっている事としては大差ないし、今回もそれほど悪い箇所があるわけではないのにはっきりとクオリティが落ちて見える。

 今まで出来ていたことまで出来なくなっていくようでかなり焦りがありますが、ここは一つ一つ言語化してルーティンを形成し直していくしかないかなと。

 

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■落書き

 

 さて、今日も仕事帰りです。先日注文したれおえん様の画集が届いており、さっそくパラパラめくっていますがやはり紙媒体で手元にイラストがある、というのは良いですね。

 印刷物なのでアナログで描かれた絵画のような現物とはやはり違いますが、紙として目の前にある、という状況は何かしら電子媒体でイラストを見るのとは違った趣があるように思います。ライブ感というのでしょうか。

 

 例えば電子媒体で見るイラストは、照明の影響をほとんど受けませんが、紙で見ていると部屋の明かりの強さや角度によってかなり見栄えが変わってくるわけです。紙の上に自分や雑貨の影が落ちたりもしますし、何よりも手で触れられる。

 結果「自分と地続きの善さ」というか、ああ、この絵は自分と同じ世界に存在しているんだなというリアリティを感じられる。

 そういう感覚はデジタルではなかなか再現し辛いものですよね。

 

 そんなわけで、若干高価な買い物でしたが買ってよかったなと思っております。

 推しにお金を落とす、という行為は、まあたかだか数千円程度の事であっても主に自己満足の為に続けて行きたいですね。部屋のスペースが埋まってきているのであんまり軽率には買えませんが。

 

 ではまた次回。