IllustrationNote

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「黒竜の騎士」

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黒竜の騎士

 こんにちは。二日空きました。今日の一枚は何度か挑んだコンセプトの再考。竜騎士という題材から膨らませ、差し当たってテーマカラーを「黒」という形に据えて編成しました。

 ごく初歩的な話ですが、ベースカラーとテーマカラーを明確に据えて出力することで配色が分かり易くなり、全体に落ち着いたカラーリングになる事が言えます。自分の場合毎回ベースカラーを決めて描きだすので色のまとまりという点では割かし高い水準に達していたのですが、ベースのほかにもう一色テーマカラーとして全体の基調を決めるとまとまりが良くなるかもしれません。前々回と前回の「背景からキャラが浮く」問題も、ベースとテーマそれぞれのカラーリングを精査することで解決するかもなと。

 また、今回で言うならばディテールの追い方が割かし堅調という事で、この所挑戦してきた「立体感の精査」という意味ではある程度のところに達してきたかなと思います。やはりというか落ち影を加えてやるだけで大分「それらしい」ライティングになりますね。

 

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■落書き

 

 さて、また二日間寝込んでおりました。今回は一週間しか活動が持続しなかったという事で、体力的にもモチベーション的にもかなり谷間に差し掛かってきたなと思います。特に今回は毎日絵を描くことに疲れてきて、目が覚めた時に毎回「ああ、今日も描かなければいけないのか」と思ってしまう事がストレスとなってつぶれた向きが大きい。

 まあ、以前から書いているように自分の場合好調期と停滞期をぐるぐる繰り返していて、今は停滞期という事なのでしょう。あまり深刻にならずに淡々と乗り越えたいところ。

 

 最近描いているものとしては割かし高水準で安定するようになってきたきらいはあるので、しばらくはあまり高望みせずにとにかく描き続けることを主眼にやっていこうと思います。

 寝込むと何もかもがいったん途切れてしまうので、なるべく活動期間としては持続するように調整していきたいですね。

 

 ではまた次回。

「テクノポリス」

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テクノポリス

 こんにちは。今日の一枚は「近未来の景観で」くらいの構想から膨らませたもの。しかし、近未来と言っても景観としてのパターンにはかなり幅があり、その中から選択することもせずにいきなりキャラを置いたため、大分唐突な感じが出てしまったなと思います。

 特に、手前の陸橋と奥の建造物のシルエットが悪い風に干渉してしまい大分マズく見える感。陸橋というモチーフは今までも用いてきたので大体まとまるだろうという油断の元描き入れましたが、甘かったですね。

 加えて前回と同じく人物だけがやけに彩度の高い状態になってしまい画面から浮いてしまっています。彩度のコントロールには未だに悩まされるなと。

 

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■落書き

 

 さて、昨日は仕事だったのですが、この所夏本番に突入したという事で仕事中もダラダラ汗を掻き、それがどうやら汗臭かったようで申し訳ないことをしたなと思っております。少し前から仕事中に汗の臭いを発してしまっているらしく、これ以上迷惑になるのも何なのでこの休み中に制汗剤か消臭剤あたり探しに行こうかなと。

 元々体臭が強い人間らしく、さかのぼると中学くらいから自分の発する匂いに悩んでいたのですが、それから人と関わる仕事に就いていなかったので油断していましたね。おかげで久々に中学時代の心境に戻ってうだうだしていますが、まあ今は制汗剤にも良いモノがありますし直解決するでしょう。

 

 さて、今日も絵描きさんの紹介をさせて頂こうかと思うのですが。

 

 

 「メカ少女」という題材を、独自の表現方法で消化し一つの到達点までまとめ上げたイラストを描く絵描き様になります。

 

 こうした個性を強く推していくタイプの表現においては、「表現物のクオリティを上げる」基礎能力だけでなく、「独自の物を作る」表現力や、そうして作った独自の物を「周囲に浸透させる」マーケティング能力なども必要となるわけで、つまりは相当多重の抜きんでた才能が必要になると思います。

 こうした「自分の作りたいものを作って評価される」創作家こそが本当の意味での天才なのではと思うんですよね。

 

 自分はと言えば、独自の物を作る表現力に関しては持ち得ているものの、イラストの基礎能力やそれを周囲に認めさせるマーケティング能力に関しては低いと言わざるを得ない。とても悔しいですが、努力していなくたって負ければ悔しいわけで、悔しいならその思いをバネに変えなければ何の意味もない。

 もっと、もっと努力しなければいけないのでしょう。やらなければ成しえないというならばやってやる。

 

 ではまた次回。

「工場跡」

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■工場跡

 こんばんは。今日の一枚はタイトル通り廃工場をモチーフとしたもの。資材の捨て置かれた工場跡、くらいのコンセプトから膨らませました。

 景観の描写自体はそこそこなのではと思います。今回は光源を窓からの日光のみに絞り、その光の当たっている部分以外はかなり暗く落としていますが、おかげで不穏なムードがよく出ていると思います。問題はキャラクターで、ポージングや表情、キャラデザなどの要素が場から顕著に浮いているほか、特にキャラだけ彩度がやけに高くなり、唐突に画面に現れたような不自然さを伴って見えます。柱の影に立っているというのに落ち影が描写できていない点もマズかったのでしょう。

 

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■落書き

 

 さて、昨日あたり、作業ノルマを終えてぼんやりツイッターを見ておりましたら、こんな漫画がトレンド入りしていました。

 

www.pixiv.net

 

 売れっ子漫画家と鬱病漫画家のボーイズラブを題材とした漫画だそうです。ただ、現在(最新十話)まで読んだところ、特に恋愛に結びつきそうな描写はなく、ただただこの二人の主人公のヒリつくようなやり取りが繰り返されています。

 方や、才能を持ちながらもほとんど評価されることなく、鬱病になって才能の芽を摘み取られようとしている漫画家。方や、その漫画家の事を支援すると言いつつ、何か裏に目的と深い闇を感じさせる、売れっ子漫画家。

 

 才能VS才能、という構図がとられていながら、それを単なる王道バトル物にするのではなく、ひたすら人間味のあるキャラクター達が織り成す群像劇という形に仕上げている。そして、そのキャラクター達の人間性の掘り下げが非常に深く、もはや執念や怨念というレベルに至った熱量を感じさせる。

 まず作者様が非常に頭の切れる人であることが読んでいて分かります。

 

 この作家はもっと大きな舞台で輝くべき人だと感じるものの、ご本人は仕事の息抜きに描いていきたいとプロフィールで仰っていて、そういう生き方もあるんだろうなと思う次第。

 特に闇の深い人間が好きな方なら刺さる内容であると思います。ぜひどうぞ。

 

 ではまた次回。