イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「燈蜥蜴」

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■燈蜥蜴

 こんにちは。今日の一枚は、キャラクターのポージングからくるシルエットに振ったもの。先日蛇の王を描いた流れで、今回はトカゲにしようという所から入り、全体を組み立てました。

 尻尾の表情とキャラクターのポーズ、画面の傾きなどから、視線誘導の流れが綺麗に決まっており画面の動きとしてそこそこですね。今回もエフェクト頼みの画面になってしまい、そこはもう少し工夫してやれたのではと思っていますが。

 今回は落ち影の描写も比較的順当であり、今週の目標である「光源、ライティングの強化」についてはそこそこ消化できたのではという所。人体の中でも落ち影のできやすい部分にはある程度パターンがあるので、それを掴んでやれると大分楽ですね。

 

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■落書き

 

 さて、最近とにかく無性にイライラしているわけですが、やはり目立った目標がなくなり没頭できるものがほとんどなくなってしまったのが原因として大きいのでしょうね。というよりは、自分のライフワークの90%近くを占める「絵」という活動にあまり楽しさを見出せなくなってきたのが落ち込みの要因なのでしょう。

 早急にまた夢中になれる何かを見つけるべきだなと感じているのですが、絵を描き始めて20年も経つとそうした要素も極端に見つけにくくなってきます。

 

 また単発でシリーズでもやってみるのが良いのかもしれませんね。あるいはある程度世界観を刷新するないし現在の世界観を更に深堀するとか。

 とりあえずこちらに載せていないものが四、五日分くらいあるのですが、それらを載せきった段階で新しいシリーズを始める手取りをつけておこうと思います。

 世界観の深堀も並行してやっていきたいなと。絵に画面から読み取れる物以上の設定をつける、みたいなのはあまり好きではないのですが、自分の世界観をコンテンツ化するにあたってある程度設定があるのは有利ですし、何よりも「ギアヴァリアント」の世界がどういった成り立ちになっているか考えておけば表現上様々なシーンで使える気がします。

 まあなんとかやっていきたいですね。

 

 ではまた次回。