イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「紫残光」

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■紫残光

 こんにちは。今日の一枚は漫然と構想した物。三か月上達法を始めてから比較的背景や世界観を丁寧に詰められており、結果絵として完成度の高いものが連続で出ていたのですが、今回はとにかくモチベーションが低く、上達法以前の「とりあえずキャラとお決まりの背景を置いてみました」という感じの出来になってしまいました。

 それだけに全体的なレベルアップは強く感じられる仕上がりですが、とにかく絵から感じ取れる情報量が少ない。紫のエフェクトである程度画面は締まっているのですが、キャラが何と戦っていて、どういった人物像を持ちどういった動作の途中なのか、といった背景がほとんど解りません。

 構想段階でのモチベの維持はこれから大きな課題になって来ますね。とにかく数を打っている関係でアイディアはすぐ枯渇してしまいますし、それでも新しいモノを都度織り込めるだけの余裕とやる気が要るなと。

 

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■落書き

 

 さて、まあとは言え前回書いたような、シルエットを大きくとってから全体を明暗で割ってその上からディテールを作る、という試みについては一定の成果を見たと言えるかもしれません。今日の二枚はライティングと言う意味では比較的ちゃんとした出来のモノが揃ったかなと。

 単純に手順を踏んで丁寧に描きさえすれば良いモノになるのが解ってきたので、やはり当面の課題はモチベーションの維持と言えそうです。

 

 しばらく前に書いたように、私の中で絵を描いていて特に楽しいのは「新しいアイディア」を絵に描き起こしている時であり、それさえコンスタントに思いつけるならかなり良いモノが連続で描けるというのが過去からも解ります。

 となるとこれから重要になってくるのはインプットと、そもそもの構想に時間を掛ける事かなと。特に後者ですね。

 自分は絵を描いていて構想にまとまった時間を取ることと言うのが今までほとんどなかったので、描き始める前にある程度アイディアを纏める時間を作るのが良いのかもしれません。コンセプトさえ具体化させておけばいいアイディアを思いつくことも実証出来ていますし。

 

 パソコンの前に座るとついすぐに何かを始めてしまいたくなるのですが、一旦落ち着いて順序を踏む、と言う事を覚えたいですね。

 

 ではまた次回。