「剣竜蛇笏」
■剣竜蛇笏
こんにちは。今日の一枚はフリースタイルの制作に戻ってのもの。今回はポージングとシルエットの流れで見せることを主体に、キャラメインのイラストとして組み立てました。
さほど特殊なことはしていませんし、背景の練り込みもある程度適当であったという事で、今回も一定の完成度には達しているかなと思いますね。ただまあ、建物の非常階段の踊り場で剣を構えている、という、一見してよくわからないシチュエーションになってしまい、見方によってはかなり間抜けな画に見えます。
敵の存在をそれとなく示唆するとか、戦闘のワンシーンを切り取ったような演出(瓦礫が飛散していたり、敵が見切れているなど)を加えられれば、臨場感としてよりよいものになったでしょうね。単純な作画コストが跳ね上がりますけれども。
■落書き
さて、昨日ぼんやりYoutubeを見ておりましたら、こんなMADを見つけました。
先日もご紹介した「ブルーピリオド」のアニメ化に際して作られたMADであるようです。この手のMADが大量に投稿されており、どうやら複数のアーティストとコラボしての企画モノが打ち上げられたようですね。その中でもこのMADの出来が飛び抜けて良かったです。
作中、主人公は色んな絵を描く人物たちと出会い、彼らを絵を通して知り、しかしその中で「絵描きは絵に現れている人格だけが全てではない」という単純な事実に思い至ります。そうして衝突やすれ違いを繰り返し、徐々に自分の勘違いや思い違いを理解していく。
今作はそうして成長していく主人公、八虎を描く物語なのですね。
MADを見て惹かれるものを感じた方には、ぜひアニメや無料試読分からでもこの漫画に触れてみて頂きたいです
ではまた次回。