イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「めちゃくちゃに正された世界で」

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■めちゃくちゃに正された世界で

 こんにちは。今日の一枚は世界観やシチュエーション、ストーリーなどといったコンセプト面から強固に作り込んだもの。「神が地上に堕とした使徒により壊滅した世界で、静かに生き延びる人類」くらいの物語を組み込みました。

 こうした巨大なイメージボードは、なかなかイラストに落とし込むのが難しく、大抵が一枚に詰め込める情報量の限度を超えて中途半端な画となってしまうのですが、今回は「ヱヴァ」などのかなり有名な作品のコンセプトを下敷きにしただけにある程度伝わり易い、無理のない出来となったかなと思います。それでいて「使徒」のデザインや「生き延びた人類」のデザインも意味深かつ面白いものにできましたし、今回は自分の中でかなり良いモノになった気がしております。その割に評判は今一つだったのですが。ぱっと見で状況を理解し辛かった所が一因でしょうね。

 尚、タイトルは「東京喰種」の「世界をめちゃくちゃに正してやりたいんだ」というセリフから頂いてきました。今回全体的なジャンク味が非常に強いですね。

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■落書き

 

 さて、昨日は病院で友人に会ってきたのですが、友人、最近某感染症の影響でなかなかライブなどに行けない、ストレスがたまる、とこぼしていました。

 私などは極端なインドア人間ですし、現在の状況下においてもストレスがたまるなどという事はほとんどなく、また音楽もパソコンで聴ければ十分でありライブに言った経験などほとんどありません。

 

 そのような話を友人にしたところ、「まあでも、ライブに行ったらなんて言うか元気貰えんな。余韻に浸ったりもできるし、あと家に帰ってからライブと同じに音源を並べ替えて聞き直してまた余韻に浸ったり」などと言っていました。つまりは「曲を聴く」事が主な目的と言うよりは、「箱モノの中で観客が一体となって”ライブ”というお祭りを楽しむ」という総合的な経験を金で買ってる感じなのかなと。

 自分の感覚の外ではありますが、だから理解できない、そのやり方は間違いだ、という結論に一足飛びに行かないようにしたいなと思った出来事でした。

 

 尚、その友人は最近MV第三弾の構想を練り始めているらしく、またシンガーソングライターさんとちょくちょく連絡を取り合っているとか。この半年くらいめちゃくちゃ活動的にいろいろやってますね。パンクしない程度に頑張ってほしい所です。

 

 ではまた次回。