「運び屋と古びたバス停」
■運び屋と古びたバス停
こんばんは。今日の一枚はまた一転して景観に振ったものです。今回もある程度世界観を重視して田舎の方に見られる建物やバス停を模した上で、近未来的なデザインのキャラクターと対比させる狙いで構想しました。これについては、キャラと背景が馴染んでおらず極端に浮いて見える印象で若干失敗した感じなのですが、それは主に世界観のギャップというよりはライティングのミスなんだろうなと。キャラクターにだけ強い光が当たって見えるのが浮いて見える原因なのでしょう。
肝心の景観のほうは今までのモノと比べるとかなり丁寧に詰められている印象で、また建物の持つ文化的側面も分かり易く、さらには落ち影の描写が非常に順当という事もあって、自分の描く背景としてはかなりのクオリティになったのではと思います。現状描く要素の質感が上手く表現できていないため、例えば壁面の傷であるとか錆であるとかをある程度描写してやれればさらによくなるかなと。
■落書き
さて、この所職場に顔を出すたびに、「山田さーん! 良かったー!!」みたいな大げさな迎え入れ方をされます。なんぞ心配をかけているようですね。
これはひょっとせずとも、職場の方たちに私のツイッターを定期的にチェックされているかもしれない。
あちらでは最近ろくなつぶやきをしていないので、まああれを見たらそりゃ心配もされますわね。限界絵描きとなり果てているからな…。
多少心を入れ替えてやっていかねばと思いました。
そんな職場では先日、このようなやり取りがございました。
I様「うちの子たち、上のほうの子はしっかりしてるんだけど下に行くにつれてちゃらんぽらんになって行っててさ」
私「末っ子ってそうですよね」
I様「最近一番下の子がやれ友達に悪口言ったの授業中に騒いだのでしょっちゅう担任から電話かかってくんの」
U様「大変ですね…」
I様「その上の子も結構なアレで、偶にダブルで電話かかってきたりして、そういう日は一日打ちひしがれてる」
U様「本当に大変ですね…」
I様「あの子、校長先生を友達だと思っててさ。ちょくちょく校長室に闖入するからついに"校長室に自由に出入りする権利”をもらったらしいの」
私「やべえ」
I様「で、校長先生に会いたくなったら校長室に行ってるんだって」
私「将来大物コースっすね」
I様「ほんとそう」
I様「でさ、その子、大声出したくなったら放送室に出入りしてんのね。防音だから」
U様「やりたい放題だな…」
I様「その日も放送室で叫びまくって、暑くなったから服脱いでパンイチになってたらしいの。そこにYさんのお子さんが入ってきたらしくてさ。翌日には凄い勢いで噂広まって界隈のトップニュースになってた」
U様「世間は狭いですからね…」
I様は五人のお子さんを持つ子だくさんなお母さまなのですが、そのお子さんたちが相当いろんな事件を起こしているらしく、こう言っちゃ悪いのですが聞いてる分には超面白いです。最近I様自身も解脱してきたそうで、「あ、うちの子たち面白いんだな」とある日思ったとか。それ以来多少育児を楽しめるようになったと仰っていました。
そういう話を偶に知人たちに話すと、「山田さんの職場キャラクターの強ぇ人たちが多いですね」などと言われるんですが、確かにそうだなと。私も退屈しないですし随分楽しませてもらっています。
ではまた次回。