「戦装:針鼠」
■戦装:針鼠
こんばんは。今回の一枚は戦装シリーズ。この一枚でこのシリーズはいったん完結とします。というわけで、締めとしてある程度オーソドックスな形に戻してキャラデザを行いました。さほど複雑なことはしていませんが、差し当たってシルエットとポージングの流れで見せることを意図した構成としています。
ラストに相応しいものになったかという点はなかなか厳しいですが、相変わらず一定の水準をクリアしていることは言え、まあ今回のシリーズは特に自分が楽しんでやれたのが良かったですね。このシリーズ中、久々に描くことにやりがいを見出せました。
■落書き
さて、絵を描く目的としてあらゆるものを「知る」という事を一つ掲げたわけですが、まあさりとていきなり評価や承認欲求の呪縛から逃れられるわけもなく、変わらず低い評価に喘ぎ続けております。
そりゃこんなしょうもない悩み、綺麗に捨て去れるなら万々歳ですが、四半世紀の間評価を基軸に生きてきた人間がそんなに簡単に思いきれるわけがないんですよね。また自分より評価されている他人を妬み嫉みながら苦しい苦しいと心の中で叫び続ける日々が戻ってきて、なんというかいっぱいいっぱいになってきました。
これについてはもう、どうしようもないのではと思う。このまま一生苦しんで描き続けて、死ぬ瞬間に「それでも俺は一生懸命やったよな???」と疑問符で頭をいっぱいにしながら終わっていくのでしょう。歪な生き方ですね。
こんなに辛いのに、それでも描くのを辞められない辺り、この呪いの強靭さが知れますね。
ではまた次回。