イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「刃の愛撫」

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■刃の愛撫

 こんにちは。一日空きました。今回は久しぶりの対立構図。以前から時々挑んでいる、刀の打ち合いの瞬間を切り取ったイラストです。これについても、最近弱さとして抱えるようになった練り込み不足が大きく響いているように思いますね。

 キャラデザインとしては比較的良いモノになっていますし、全体の詰め方も悪くないものの、相対してキャラの持つ情報量が上がってきているために簡素な背景と乖離してしまい、特に今回世界観を無視した背景が酷く浮く結果となっているなと。背景が平面的であるせいで人物のライティングもズレてしまい、全体的に大分悪く見えます。

 先日の「真昼の影法師」のように、単純にミスなく詰めることが出来るだけの技術をまずはつけるべきですね。

 

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■落書き

 

 さて、また一日休んでおりました。相変わらず活動一週間を経過すると極端に精神や体力が持たなくなってくるので、やはりこうした休みはコンスタントにとるべきと見えます。

 まあしかし、描く意義を見失いがちなこの頃ですね。やはりというか自分の中で絵は「表現のための手段」というよりは「目的そのもの」である向きが強く、去年後半は描きたいものを描きまくっていたものの、それにもある程度満足してしまった。結果現在私の中で、絵を描かなければいけない理由がおおよそなくなっているのかもしれません。

 概ね技術習得が楽しくて描いてきたのですが、それについてはある程度のところに達してしまいましたし。

 

 やはりここらで一度、自分の描きたい物であるとか、向き合うべきテーマであるとか、そこら辺のモノとちゃんと向き合った方が良い気がしますね。

 最近は絵を描く度に「こんなもの描いても自分にとって何のメリットにもなんないよなあ」っていう思考がどこからともなく湧いてきて、結局「でも描かなきゃいけないし」っていう義務感だけで仕上げまでもっていく状態になっています。この状態を打開しないといつまでもしんどい気がする。

 

 今月と来月一杯くらいを目途に、多少体制を整える方向で活動していきたいですね。

 

 ではまた次回。