「日障病」
■日障病
こんにちは。今日の一枚はシチュエーションに振ったもの。日光が目を焼く、という架空の病を題材としてみました。久しぶりに室内の景観を主体とし、陰影のつけ方を思い出す意図で制作しています。
全体的にある程度のクオリティで詰められているのではと思うものの、やはり落ち影の描写がない部分が多くそれが立体感と現実感を弱めている感。それでもカーテン越しに日光が部屋に差しているぼんやりとしたライティングは割かしよく表現できているのではないかと思います。こうした局所的なライティングにするのであれば、人物の上体にももう少し濃い影を落としても良かったかもしれませんね。
■落書き
さて、相変わらず似たような題材をルーティンで描いて回す生活をしております。
毎回ある程度新しい事や実験的な要素を組み込んではいるものの、また日々に退屈し始めており、またこの所の絵の低調もあってかなり気分が重い。「何もない事」「いつも通りである事」はイコール幸せであるはずなのですが、基本としてその「いつも通り」の水準が低いので、不自由や不完全燃焼に喘ぎながら日々過ごすことが常態化してしまっています。
まあでも、多くの人は似たような中で小さい楽しみを見出してなんとか毎日繋いでいるのでしょうね。とにかく今はあまり考え込み過ぎないようにしたいところ。
ではまた次回。