イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

フィードバック2

 こんにちは。また約二週間毎日の作業を継続したという事で、本日はお休みです。振り返りをやっていきます。

 

■この所試みた技術

 

 この間自分の絵に取り入れたのは、「彩度を落とす事」と「全体の彩度コントロール」の二点でした。

 全体的に堅調になってきたことが言え、また高めの水準で安定するようになってルーティンで毎日回すような状態になっていましたね。その結果日によっては意義を感じられないことも増え、描いていてモチベーションの維持に苦慮する、というような場面も増えてきました。

 自分の場合ある程度やりがいのある題材でなければ食指が動かないらしく、なおかつその題材にときめきが持てないと酷い出来になり易いようです。意識してときめきの持てる絵を連ねていく必要があるかなと。

 

 この間取り入れた技術として全体の彩度コントロール(ライト部分<影部分<その中間色の順に彩度を高くする)がありますが、これはかなり前に購入した「カラー&ライト」という書籍に描かれていた知識でした。これを心掛けるだけでも大分画面に迫力が出るようになったなと感じます。

 やはりというか市井にあふれている「然るべきたれ」論は、それなりに根拠があるから存在しているものであり、こうした方法論を丸々無視して先に進むのは難しいようです。

 今後は自分のやり方にこだわる姿勢はなるべく捨てるようにすべきかもしれません。

 

 

■絵以外のあれこれ

 

 仕事開始からも二週間経ちましたが、今のところ欠勤もなくコンスタントに続けられています。ただ、仕事は良いのですが、最近通院が億劫になり始めています。

 この所友人に対するもやもやが深く気持ちを覆うようになり、あいつは私の事を良いように利用しているだけではないか? と思えてならないんですよね。

 

 実際に利用しようという気持ちがないにしても、強くあてにされていることは確かだと思います。私が友人に大して甘い顔をし続けてきた結果、共依存の関係に至ってしまっているのかなと。

 多少厳しくすべきなのかなと感じ始めています。

 

 尚、かれこれ二か月近く寝込んでいませんが、特に体調面は問題ない感じ。時折朝起きるのが辛かったりするのですが、やはり特にツイッターの環境を変えたおかげでストレスがぐっと減ったのでしょう。

 

 

■この間視聴した作品

 

 この二週間の間に、二冊の短編漫画「珈琲時間」「歌と虫」及び新作として「怪獣8号」を三巻まで読みました。

 また、「アクタージュ」と「亜人」を読み返していました。

 

 「亜人」に関して言えば、この作品は初め原作と作画に分かれて制作を行っていたものの、諸事情あって原作が早々に話を降りて、以降作画の方が原作も手掛ける形で完結までもっていった作品です。

 これについては、はっきりと原作が降りてからのほうが面白くなりましたね。

 この漫画の元原作は、他所で「領空侵犯」という漫画の原作を手掛けていたのですが、どうもゲーム脳というか、単純に一つ問題を解決したり敵を倒したりすると、より強い敵や問題が立ちふさがる、というパターンでしか物語を構成できない癖がある。かなり単調な原作を描くタイプなのですよね。

 

 そして、「亜人」は現在の作者の手に渡った時点でカラーもガラッと変わり、絵柄すら変えてより渋い方向に舵を切った作品です。作者の勉強の跡が強く伺える作品となっていますし、結果アニメ化や映画化という功績も得ました。

 どうやら亜人の現在の作者は、昔成人向けのR18漫画を描いていた作家だったようなのですが、これだけのものが作れるならば次回作もぜひ手掛けてほしいなと思いましたね。

 

 

■その他

 この所、以前ちらっと書いたAutoDeskのSketchBookというアプリでスケッチを行っていました。ざっくり載せてみます。

f:id:yamadauta:20210716080013j:plain

 

f:id:yamadauta:20210716080008j:plain

f:id:yamadauta:20210716080011j:plain

■スケッチ

 

 使ってみるととにかくユーザビリティに優れたアプリであり、有料のお絵描きソフトに比べると多少難はあるものの、スケッチ程度であれば十分耐え得る操作性を備えているなという感想でした。しばらくこれを使ってスケッチをやっていこうと思っています。

 

 

 というわけで二回目の振り返りでした。

 現在の課題として、自分の描きたいテーマの言語化がずっと後回しになっています。私はかなり感覚的に絵を作るタイプであるらしく、言語が介在すると構想の幅が落ちるようなのですよね。言葉に依らない方法で構想を詰めるという事が出来ないか、少し考えてみます。

 

 ではまた次回。