イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「アンジュルム」

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アンジュルム

 こんにちは。今日の一枚は天使を題材としたもの。ある程度構図のイメージが頭の中に出来てから描きだしたために、意図の明瞭な分かり易い出来となったかなと思います。

 画面の見栄えの大部分をエフェクトに頼ってしまい、そのほかの不出来な部分を押し隠すような内容となったのがどうも頭の痛い問題ですね。昨日のイラストと同様今回もビル群が漫然と突っ立っているように見え、大分画面のおさまりが悪いのを翼のエフェクトでごまかしている形となっています。特に今回は背景のパースが狂っているのがなんとも痛いですね。

 絵に凄みが出てきたことは言えるので、最近自分を追い込みながら制作していたことも一様の成果を見たと言えますが、基礎画力がまだまだ低い。とにかくミスをなくすだけでももう少し先へ行けそうです。

 

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■落書き

 

 さて、そろそろ次の課題を据えようと思っているのですが、今自分に欠けている要素は何なのかまたわからなくなってきました。差し当たって、ハイライト<陰影<その中間色、の順に彩度が高くなる理屈をもう少し丁寧に絵に組み込んでいくのが一つかと思っているのですが、もっと根本的な部分で自分の絵には足りないものがあるのではないかという思いが拭えない。

 顔はある程度可愛くなってきたと思うので、やはり今精査すべきだとしたら体のほうでしょうか。今もってプロポーションの正解が分からないので、重点的に全身模写などしてみようかと思います。

 

 まあしかし、自分の絵もある程度のところに達しつつあるんだろうなと。特に数日前の「闘将」時点から、絵のキレが増しておりかなり切れ味の良いモノが出るようになった気がしております。

 これだけキレの良いモノが続けて出ているのはツイッターのアカウントを一新したことが大きいと思われますし、やはり創作活動に精神が与える影響は相当大きいのでしょう。焦って良いモノができるとは思いませんが、「自分を追い込む」という事の効果は確かなようです。

 

 例えば「楽に落書きだけしよう」という気分で描いたものが「この一枚が良くならなかったら死ぬ」という気持ちで描いたものに及ぶ道理などないように、一枚一枚出し切るという事が結局何よりも大事である。

 その点では自分はかなり及んでいないほうですし、もっと自分を追い込んでいくべきと見えます。甘い考えは捨てねばなりませんね。

 

 ではまた次回。