イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「剣客、百足」と「ドロップ=ガン=ブレイド」

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■剣客、百足

 こんにちは。今日の一枚目も大体今までのコンセプトを踏襲したもの。今回もポージングありきで描き始めましたが、まあ手堅い出来と言えるかなと。左腕が若干短く見えますが、まあ大きく破綻しているわけでもなくそこそこであると思います。

 こうしたイラストを淡々と描いていくのにもそろそろ限界を感じ始めており、まあ楽しいっちゃ楽しいのですが新しい要素を見出していく必要はあるかなと。

 

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■ドロップ=ガン=ブレイド

 二枚目も大体今まで描いてきたようなものの繰り返しです。繰り返し描いてきただけに、こうした「人体」「メカっぽいもの」「シルエットでの背景」に関しては大分理解が進んでおり、資料がなくても一定のレベルで描けるようになっているのですが、やはりこうしたものをただ繰り返すだけでは意味が薄いですね。

 

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■落書き

 

 というわけで、今回の落書きから昨日書いたように影の段階を浅くし始めています。大体二影くらいで陰影が決まるようにし、反射→ハイライト→その中間色、の順に彩度が高くなる理屈を読み込んでいます。おかげでまた一段階キャッチな見た目になったと言えますね。

 

 自分が「知っている」と感じられるものに対しては解像度や理解度、それを取り扱う際の自由度が格段に上がるのが判ったので、自分が今やるべきこととはもう少し興味の幅を広げていくことかもしれません。例えば現在、外の景観を描く際にはその場にあるものをほとんどイメージできず、資料などで補っても自分の場合その理解の解像度が谷になってしまう。

 建物一つとっても実際に観察し、触れ、「知っている」ものにできれば資料がなくてもある程度描けますし、それをアレンジすることも非常にやりやすくなるわけです。外を歩く際に、目に映る一つ一つのものに興味を持ち観察することが自分の絵の世界を広げていくことになる。

 今しばし「知らない」ものを「知っている」に変えていく努力をしたいですね。

 

 ではまた次回。