「ブレイブ=リー」
■ブレイブ・リー
こんにちは。今日の一枚は最近増えてきた巨大武器もの。まあ手堅く仕上げた一枚と言えると思います。
なので取り立てていう所がないですね。今作ならではの特徴というものも特になく、際立って描けている部分も逆に描けていない部分も見当たらないかなと。
ただ、最近かなり勢いに任せて厚塗りで仕上げるようになったので、メカ部分の陰影があまりしっかりついていないケースが目立ってきました。立体感は示唆できているのでそれほど悪目立ちしてはいませんが、しっかりやっていきたい部分。
■落書き
■「世界樹の守り人」レタッチ
■「世界樹の守り人」元絵
またレタッチをやってみました。今回も全体にわたって手を入れ、特にロボットと背景はほぼ丸々描き直す形となりました。特にロボットの造形がシルエット的にマズいものになっていたのを受け、大きく直したのですが、おかげで大分かっこよくなったかなと思います。
特に人物に関して、あまりしつこく塗りこんでディテールを上げずに影を二影くらいまでに留めて立体感を表現するようにしてみたのですが、こちらのほうがハマるなという感想ですね。近々自分の絵は全面的にこういう表現に寄せていくつもりです。
さて、この所一日四~五枚のペースで描きまくっていまして、さすがに見てくださる方にとっても食傷気味かなと思えてきました。特に私の絵は、かなり自分の味というかカラーが強く出ている関係で、割とどの絵を見ても同じような印象を受けるんですよね。
もちろんキャラデザインやポージングなどは毎回変えているものの、全体の印象を見ると「山田唄」の味とも言うべきものが非常に強く出ている。
こうしたイラストは単品では強い印象を残すものの、数が重なってくると「そろそろ別のものが見たいな…」と思わせるものだと思います。
私は数を打つことが得意な絵描きでもあるので、この状態は割かしマイナスに働く。
ある程度味を変えるというか、見た時の印象の札をいくつか持っておく必要があるのかもしれません。
ではまた次回。