イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「キドウ=ヨクキ」

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■キドウ=ヨクキ

 こんばんは。今日の一枚は若干新しいことをやってみたもの。メカものというコンセプトをある程度普段のものと変え、背中に接続するタイプの浮遊ブースター的な構想で挑みました。結果面白いものができたように思います。

 昨日書いたように、今回から一枚絵も陰影の描き方を二影までの快調で描くやり方に変え、結果画面がかなり軽くなりました。だらだら塗り込まない分立体感も明瞭に出る向きにありますね。ブースターのほうも割かしいい立体感で描けたように思います。

 

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■落書き

 

 さて、先日ツイッターを眺めておりましたら、こういう動画が流れてきました。

 

youtu.be

 

 コンセプトアートの描き方を倍速で紹介している動画なのですが、非常に勉強になりますね。メインとなるコンセプトアートはほぼテクスチャの貼り付けによって成立されているのですが、最後に付属している三枚のおまけは完全に手書きだけで描かれており、にも関わらずリアリティある描写になっているのが目を引きます。

 特に、キャラを描くときまずシルエットで形をとり、ライト側にイエローでグラデーションツールをかけてから中間のタッチを入れていくという描き方が合理的で分かり易いなと思いました。おまけはほぼ一時間に満たない時間で一枚を仕上げられているらしく、こうした手順を省く方法に関しては私も学んでいきたいなと思いますね。

 抜くべきところの手順を省くことで、画面に緩急をつけているのだと思います。私はつい全体を均一に描き込んでしまうので、意識して入り抜きをつけるとよさそうですね。

 

 ではまた次回。