イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「刀器合切」

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■刀器合切

 こんにちは。今日の一枚は最近増えてきたバディもの。鎧武者と軍警というコンセプトが比較的良くハマっていると言え、また両者のサイズ感とその対比も上手くハマったと見えて評価としては比較的伸びました。

 しかし、よくよく見て行くと右の人物の腰の稼働角度が不自然かもしれません、こんなに回らないかなと。動きの一部を切り取った描写なので、オーバーな表現がむしろこれも良くハマっていると言えるのですが、厳密にイラスト的な視点で見た時、もしくは刎ねられる要素かもしれませんね。

 

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■落書き

 

 さて、昨日前回の記事を書いた後、作業しながらぼちぼち考えを煮詰めていたのですが、もしくは私は最近、わざと否定されたくてツイッターやこちらのブログであのような言動を繰り返していたのではないか、という点に思い至りました。

 

 昨日も書いたように、この所堅い手の打ち方をしてきたおかげで、私は目立った失敗をしなくなりました。結果として、周囲からの評価がまた随分上がった。この十年くらい私は、自分の絵や自分自身への他者評価が自己評価を大きく下回っていたことに悩んでいましたが、この数年で事情が覆り、次第に私は学生時代のように他者からも評価を貰えるようになっている。

 しかし、十年間ぼっこぼこに殴りまわされた自己評価は簡単には回復しない。その為、今度は他者評価が自己評価を上回るという状況に陥りつつある。

 これはどちらにしても私にとって、「自己認識が定まらない」という不安を生むわけです。なので今度は、自分を敢えて否定して貰う事で、他者評価を下げて自己認識の安定を図ろうとしているのではないか、と。

 

 段々机上の論に成って来た感はありますが、おおよそそういう説明を付けると腑に落ちる事が多い。私は、「何馬鹿な事言ってんの、お前はそんな大した人間じゃないよ」と言って欲しくて、あれだけ馬鹿な大騒ぎをしていたのかもしれません。

 

 そう言えば、と思い出すのが、この前例の託宣を下さるフォロワーさんに16タイプ診断という自己分析ツールを勧めて頂いた件です。そのフォロワーさんにはやけに頻繁に「自己分析」を勧められるのですが、もしくは先程書いたような事を見抜かれていて、その上で「他人の評価に頼るのでなく自分で自分を分析したら?」くらいのつもりでそれを勧められていたのではないか、と。だとしたら、私がすべきことはまさしく自己分析なのかもしれません。先日せいこ様もそのつもりで考えの洗い出しを勧めて下さったのかも。

 

 まあそこまで考えた時点である程度楽にはなりました。やはり言語化して消化して行くという方法論は常に基本とすべきものですね。

 ちょっとしばらくは、そうした自己分析ツールにも頼りつつ、今度こそ本当に真面目に自分の能力や評価というものを見直して行こうかなと。

 

 ではまた次回。