イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「シティ・アブ・ウォーカー」

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■シティ・アブ・ウォーカー

 こんにちは。また二日空きました。今回の一枚も漫然と構想したもの。

 大元は、ビル群に囲まれた少女を俯瞰で捉えれば孤独や疎外感を表現できて面白いんじゃないか、という思惑がありましたが、俯瞰のアングルを上手く実現できず撃沈。最近絵を描き始めるともやもやして、そのもやもやを突き詰めるように描く事が常態化しているのですが、そうして出来た物はやはりどこか「迷い」のある突き抜けていないものになります。今回もそうですね。

 

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■落書き

 

 また二日空きました。今回は一週間で休養を取る事になりましたが、どうもこの数週間日照が十分でなかった事が地味に体調に来ているらしい。まあしばらくは低め安定の指向を維持して行こうと思っています。

 

 さて、前回のいつも通り自惚れているだけの記事にコメントでアドバイス下さったせいこ様、いつもありがとうございます。「考えている事を洗い出してみると良い」といった趣旨のアドバイスを頂いたので、また最近考えていたことをダラダラ垂れ流してみます。以下、読み飛ばし推奨。

 

 

 思えば、去年の中ごろ恋人と別れた辺りからずっと、もやもやを処理しきれずに抱え続けていた気がします。最近抱えていた孤独感とは、自分の価値観やもどかしさ、苦しさなどを共有できる相手が一時的に目の前に居なくなったことに端を発しているのだろうなと。

 更に言えば、私はこの所酷く恵まれた環境で生きています。三十代になってから極めて堅い手の進め方をするようになったせいかほぼほぼ失敗する事も無くなり、何をしてもある程度成果が刈り取れる状態。私が最近感じていた万能感も、周囲からの疎外感も、そこから生じている物であるのでしょう。

 「自分は何をやってもある程度上手く行ってしまう」「自分は特別な人間なのだ」「そして、特別な自分は特別な事を為すべき宿命を背負っているのだ」

 おおよそそんな事をずっと考え続けているようです。

 

 しかし現状は、自分は特別でも何でもない、ただの一市民であり売れない絵描きです。

 その現状と理想の乖離が、酷く自分の気に障っているのでしょう。

 

 纏めて見るとそんな所でした。相変わらずくだらない考えにハマっていますね…。

 しかし、最近本当に、掌の上を見るように人の考えや世の中の流れが俯瞰で見える事がままあります。これは多分私に限った事ではないのでしょうけれど、そうした歳を経る事で身につく能力にも戸惑いが生じている現状なのだと思います。

 

 先日、前回書いたような内容を纏めてツイッターでボヤいた所、また最近よく託宣を下さる方にリプを頂きまして。

 

・投資の考え方の基礎をある程度自分の人付き合いの仕方に当てはめて考えてみると良いと思う(未来的な視野で振る舞いを考えたほうが良い)

・山田さんが仮にギフテッド或いはタレンテッドであるならば、少数派であり理解されないのは当然だ。

・IQが20離れている人間同士は相互理解が難しい。特に合理的な言葉だけで語っているとIQが低いほうが理解を拒んでしまう。これを解消するのが互いのEQ(精神的なIQ)であるが、山田さんはこのEQが十分でないように思える。

 

 というようなお言葉を頂きました。

 割と厳しい調子で言われたので、(その方は普段滅多に激昂するような方では無いので)自分の言葉が相当自分本位になっていたのだなとようやく反省するに至りました。

 

 総括すると、やはり私は今一歩大人になり切れていないのでしょうね。そろそろ中二病的な自分中心の思考から離れて、現実的に世の中を見るべき年齢に差し掛かっている、その切り替えが上手く行かない事による昨今の苛立ちであり混迷なのでしょう。

 

 大体理解は出来たので、あとは淡々と軌道修正していくとしましょうか。

 ではまた次回。