イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

零々機2

 こんにちは。今回で一旦完結となるシリーズものです。

 

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■勇魂エイリンヘヤル

 

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■光徒ヘイムダル

 

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■世界蛇ヨルムンガンド

 

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最高神オーディン

 

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■雷神トール

 

 神々になぞらえてキャラデザインを組む関係上、今回も比較的バリエーションに富んだ内容となりました。その中でやはり評価が高かったのは「ヨルムンガンド」ですね。こうした世界観をしっかり見せるタイプのイラストはやはり強いなと。

 

 今回のシリーズを通し、神話モチーフのキャラデザと言う物にもう一歩踏み込む事になった訳ですが、神話と言う題材を今一つ噛み砕けていないのが心残りなシリーズとなりました。

 こうした「基」の上に立つ題材と言う物は、その基盤となる神話や逸話をどれだけ読み込み、それを自らの中で消化して出力するかという点が面白いのだと思うのですが、今回は今一つそこまでは出来なかったなと。結果上澄みを掬ったようなデザインに成ってしまったなと思います。

 

 一方で、自分の世界観の創世という点ではかなり真に迫ってきたのを感じております。徐々に何を描いても「山田唄のスタイル」とでもいうべきものが明確に表れるようになってきたかなと。

 これはこの半年ほど目指し続けてきた極地であり、どうやら冒険も週着地点を迎えつつあるのかなと言う所です。

 

 

 次回、アグリノーツネクストステージの続きとしてやったものを一回挟んでから、新しいシリーズ「ドロイデア」を始めて行こうかなと思います。

 

 

 さて、昨日「気は済んだ」と書いたのですが、昨日一日くらいはずっと「もっと評価されないだろうか」「そのためには何をすればいいんだろうか」「自分の絵は評価されていない、それはくだらない創作をずっと続けていると言う事ではないか?」と言う点を延々煮詰めていました。

 結果として、やはり「自分や自分の作るものの価値は自分で決める」「自分の方向性の決定権を他人に委ねるのは間違っている」と言う所である程度持ち直したのですが、それまでに結構荒れましたね。

 

 こうした迷い自体はもう仕方のないものであると言うか、それだけ自分が一生懸命やって来て、努力報酬を欲していたと言う事だと思います。これからもたびたび迷うのでしょうが、都度軌道修正していくしかないなと。

 とりあえず新しいシリーズを始めてからまた楽しさが戻ってきたので、それで良しとしようと思います。

 

 ではまた次回。