旧き日の神々8
都合あと二回となる創作シリーズです。
■力神、リキ
■軍神、イクサ
■陽神、ヒナタ
このシリーズも終わりに近づいてきましたが、ここからは基本少女を素体としたものばかりになります。とはいえデザインのテイストとしては相変わらず一定の幅が出ており、やはりコンセプトにふり幅を持たせる事が柔軟なデザイン設計の上で非常に重要であることが解りますね。
その中で「陽神」辺りは若干出来が悪くなりました。自分が予てより抱えてきた「意識しないと光源が解り辛くなる」不具合が久し振りに出ていますね。これはもうしつこく描き続けて呼吸するように出来るまで手と目と頭に馴染ませていくしかなさそう。
次回で一旦このシリーズは完結となります。
さて、余談ですが。現在週二で新しい事業所に通い、二時間ほど労働をする生活を送っております。そちらでの仕事は基本的に企業から請け負った単純作業であり、例えば箱の組み立てであったり、商品の袋詰めであったりなどの「機械でやろうとすると煩雑だけれど、改めて従業員を雇ってやるほどでもない」仕事をこなしております。
まあ作業内容自体にさほど遣り甲斐はないのですが、人間関係がとにかく良好でして。T様、という非常におしゃべり好きで面白い職員様がいらっしゃるのですが、その方がノリっノリで毎回ジョークを連発し、それにみんなで笑ったりツッコミを入れているうちにあっという間に時間が過ぎて行きます。
自分は幼いころから大人数でワイワイやると言う事が苦手で、学校の体育祭や文化祭といった行事の際も、なんとなくノリに合わせる事が出来ずにほとんど義務のようにそれらを消化していました。だから、今こんな風に少人数であるとは言え複数人で騒ぐ、という事が出来ている自分が不思議に思えますね。
病院でも友人中心にそうした輪が幾つか出来上がっており、なんというか二十代後半ぐらいからようやく青春を取り戻している感じが致します。
そんなわけで現在は毎日がひたすら楽しく、この歳にして既に満たされている。このまま何事もなく過ぎて行くのは無理でしょうが、少しでも長くこの幸せの中に居たいと思ってしまいます。
そんな感じで、また次回。