「宵闇の旅団」他二点

　こんにちは。今回は一枚絵回です。

■宵闇の旅団

　この一枚も、前回の一枚絵回に引き続き直線ツールを使わずにフリーハンドで背景まで描きました。線にアトランダムな歪みが生じる事で、結果として背景の情報量が増え、また完全フリーハンドの人物ともよく馴染む、という結果に成っているように思います。また今回も明度差、彩度差を大げさに付けて空気遠近を処理してみましたが、比較的上手くハマったかなと。

■紅月の狩人

　こちらもひとつ前のものと同じような狙いで描いたもの。人物の逆光と言うライティングに挑んでいますが、それは変形で適当に誤魔化してしまっていますね。いずれもう一度挑戦してやりたい題材ではあります。密集した建物の奥行きから上手く手前にフォーカス出来ている気がします。

■対、炎の創造神

　こちらは以前よくやっていた対立構図。思い切ってアングルを地面より少し高い所から見上げるアオリとし、パースもそのつもりで引いてみました。こちらも、遠近処理が適切である為にそこそこには見れるなと居う感じ。とはいえ、炎の創造神の禍々しさや神々しさがほぼ伝わらないディテールとなってしまいました。自分は異形系のクリーチャーデザインが意外と苦手ですね…。

　さて、一夜明けまして、今日も事業所は欠勤する事に致しました。そもそも火曜日の欠勤の原因となったのが、カンファレンスルームで職員様達が私の愚痴を語っていた所を偶然目にしてしまった、という出来事からであり…まあ昨晩は散々ツイッターでも荒れてしまったのですが、自分的には相当ショックな事だったようです。

　解っているんです、どんなクリーンな職場で在ろうと、チームで動いている以上誰かに不満を持つ人は必ずいて、その不満を抱えたままにせず共有する事はとても大切です。そして、その愚痴と言うのも「山田さんは仕事が早過ぎる」という内容であり、決してネガティブなものではない。（実際には先方にご迷惑を掛けているようですが）

　それでも、自分が仕事を頑張った結果、不利益を被っている人達がいるのだ、と思うと、なんだか最近ようやくつき始めていた自信が根元からぽっきり折れてしまったのを感じていました。そもそも自分は働かなくても現状ある程度生きては行けます。それでも仕事を欲しているのは、自分も社会の一員となり、誰かのために生きてみたいと思ったからです。それが叶えられていると思い込んでいた期間、物凄く励まされたし勇気を貰ったし、実際に多少頑丈になったなと思っていた所でした。

　結果、解らなくなりました。私は何のために、何のために、何のために。その言葉ばかりが頭をぐるぐるまわります。

　とりあえず、今日夕方に支援センターの方に面談の予定を入れて頂いているので、ちょっとお話して来ようと思います。

　ではまた次回。