模写練習
こんにちは。今日は徹夜明けの体を引きずってリハビリに行ってきました。ちょっと気がかりだった案件を片付けるのが目的の臨時のリハビリ参加だったのですが、なんとか欲しい情報は手に入ったので、あとは私が結果を出すのみです。
職員様と、ネットの友人について話題に挙げる機会が今回あったのですが、「ネットでは基本文字だけだから…」というお若いのに毅然とした職員様の態度を観て、なるほどネットというものは正常な社会から見ればまだまだ異端なのだな、と思うに至りました。確かに利便性その他はともかく、セキュリティという面から見ればとても怖いツールです。日頃気軽に使い過ぎていたのかな、と、少し気を改める機会でした。
今日のご紹介は、イラストレーター様。
「アオガチョウ」様と仰るイラストレーター様です。大変鋭利な筆致と感性で絵をお描きになるコンセプトアーティスト様で、モンスター絵が中心になるのですが、その生々しさと鮮烈に目に飛び込んでくるコントラストがとても特徴的です。感受性はアーティストに近く、動物やモンスターの構成で幾何学的な造型を作り出すことに凝っていらっしゃるご様子。無論実力は折り紙つきです。
さて、先日また長田様にアドバイスを頂きまして、「今の練習で出来ることはもうやりつくしたんじゃないか」的なことを畏れ多くも賜ったので、では自分がこれからすべきことは何かなともやもや考えていたのですが…分からんですね、これ。
昨日の記事でも触れましたけれど、私は割と詰め込み式に知識をかき集めて、それらをどうにか整理する目的で今までやってきたわけです。無意味に思えた数々の知識が、実は 流れと体系で持って絵と言う分野に張り巡らされ、循環しているという事実を知るための数年間でした。では、そこに新たに加えるとすれば何なのか?
正直、分からなくなってしまいました。それと同時になんだか頭の中に一本釘のように刺さって抜けなかった楔が崩れて、今までの方法論が揺らいでいくのを感じます。この知識をすべて自分の実力にすれば終わると思っていたのに、まだ先がある。まだまだ上手くならなくてはいけない。
なんだか途方もない気がしてしまいました。
とにかく、同時に長田様に勧めて頂いた模写をやってみようかな、と思って昨晩から作業しております。
これがフリーの写真素材を模写したもの。とは言え自分の場合、写真の模写の時には大抵色彩ばかりに気を取られて構造を見失う傾向がございます。イラストの模写のほうが効果的かな、と思ったので、新たに描き始めたのがこちら。
こちら<https://www.artstation.com/artwork/thief-in-the-dark>の作品を模写させて頂くことに致しました。著作権とかなかなか微妙なのですが、とにかく練習ということでお借りします。
もう少し鮮明なライティングのものを選べばよかったのですが、これはこれでかなり勉強になる感じで、昨晩は漲っておりました。しばらくこういった模写を定期的にやる感じで練習としてみるのも良いかもしれませんね。この一枚には今日明日でもう少し手を入れたいです。
では、今回はここまで。また次回お目に掛かります。