イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

武器を増やす時期

 こんばんは。久しぶりに二日ほど休養を摂っておりました。相変わらずずっと寝ていたのですが、それだけブランクを空けるとやはり色んな事が真新しく感じます。そんな中でいつも通り絵を描き始めたのですけれど、なんとなくマンネリを感じてしまいました。今回はひとまず色んなことから離れて、そこをジメジメ考えてみようと思います。

 

 自分が絵を始めたきっかけに関して、過去にも何度か触れましたけれど、その大部分は友人や知人の絵描き様達に対する憧れでした。割と精神的に幼いところの大きい人間なので、「いつか彼らに並ぶだけの絵描きになってやる」と思って今も描き続けているのですけれども。

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 これはデジタル三年目の初め頃に描いたものですが、大体が、自分の持っている絵の武器というものはこの頃に身に着けたものがほとんどなのかなと思っております。

 武器というか、知識ですね。人体、ライティング、質感、デザイン等、この辺りで収集すべき知識はほぼ環椎してしまっていて、現在に至るまでやってきたのはその知識を実際に絵に活かす術を模索する作業。

 最近も、今までに収集した技術をどうやってスムーズに絵に反映させるか、という部分を重点的にやってきた気がしております。

 

 で、ぼちぼちその知識、武器を、もう少し増やすべき曲面にあるのかな、と。

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 これは四年目の中頃の習作ですが、自分で見てみてもここからの基礎部分の上達というのが、現在に至るまでほぼ見られません。

 色んな場所で過去に頂いたご意見やご指摘と言ったものを振り返ると、「人体が描けていない」「塗りが粗い」「オリジナリティに拘り過ぎ」といった、その三つほどの評価をずっとぐるぐる回り続けているのですよね。それを考えると、その三つというのは自分の芯の部分の弱さであって、「意識しなければ解決しないもの」。

 要は、自分にとって常に原点として持ち続けていなければ向上も改善もされない、逆に言えば持って生まれた個性としての弱さであるのかな、と思います。

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 これが五年目、つまり去年の頭に描きはじめて完成しなかったモノなのですが、この頃自分は塗りを水彩塗りから厚塗りに変えています。それが結果的に自分の武器をもう一つ増やすことに繋がったのだと思うのですが、ここらでもう一つくらい、武器を増やすべきなのかな、と思うのですよね…。

 

 デザイナーとしてお仕事をしている方に伺うと、背景が描けることと、3Dのモデリングが出来ることが強味になるそうなので、そのどちらかを始めてみようかなと…。

 

 そんな感じで今回はここまで。

 次回以降、勉強を始めたことの経過をこちらでもちらちらご報告出来ると良いかなと思います。では、また次回。