イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「怨魂受胎図」

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■怨魂受胎図

 こんにちは。また一日空きました。今日の一枚もこの所の世界観の流れで描いたもの。

 堕ちた魂が女性の腹に宿り、怪異として今生まれ落ちようとしている、みたいな構想で挑みました。構想自体は良い感じにアングロサクソンに振り切れており、面白いと思ったのですが、やはり込み入り過ぎていて表現力が足りなかったなと言う感じです。

 女性をある程度乱れた風体にしたり、背中から伸びているエフェクト(腹に宿った怪異が姿を現さんとしている、みたいなイメージでした)をある程度描き込んでやればより良くなった気がします。余りにもグロテスクな絵になると観る人を選び過ぎる気がするので、バランスは難しい所ですが。

 

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■落書き

 

 さて、昨日は十時過ぎまでぐったり眠っており、起きてからいつものルーティンのお絵描きを済ませたのですが、さすがに余裕が無くこちらの更新が出来ませんでした。

 

 最近定例の五月病的な状況に陥っており、気が付くとぼんやりしたり悲観的になったりしていて何かと良くありません。例年この時期は飲物を水出し珈琲に切り替え、カフェインで無理やり気付けをするのですが、今年は絵を描いていればいいと言う状況で無くある程度仕事や病院にも通わなければいけないのでどうしようかなと言う所です。

 

 気付けに良いと言う刺激系のガムやグミを買ってみるのも良さそうですね。

 

 ではまた次回。

「荒神進行図」

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荒神進行図

 こんにちは。今日の一枚は昨日から引き続き「人類以外の大いなる意志に翻弄される世界」みたいな世界観を基に構想したもの。神と恐れられる荒ぶる獣に蹂躙される都市、的なコンセプトで挑みました。

 今回もそこそこではと思います。背景の建造物をもう少しリアリティある物に出来ればベターだった気がしますが、まあ現状のベストと言える出来になったかなと。ツイッターでの評価も割と高かったです。

 

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■落書き

 

 最近、背景付の一枚絵の場合にも立ち絵の場合にも、キャラの上からグラデーションツールで複数の色を重ねて風合いを出していたのですが、それがよもややり過ぎだったかなと言う所に思い至りました。そこで今回から加工は最小限にしてみたのですが、やはりはっきりと善くなったなと言う感想ですね。

 色を重ねる事で全体の色調がくすんでしまっていたのですが、それを外す事で色が際立って見えるようになり、イラストとしてのキャッチさが向上したかなと。厳密に言えば向上と言うよりは元に戻っただけなのですが。

 

 

 さて、最近人に対してちょくちょく嫉妬を覚えるようになりました。絵の面ではほぼほぼ人と自分を比べなくなったのですが、自分がネットなどで親しくしている方が他の絵描きさんをベタ褒めしているとさすがにムカッと来てしまう。特に、自分が「この人には自分を見ていて欲しい」と強烈に思う人が十数名程おり、彼らの事は別段特別な存在として意識しているようです。

 自分が特別だと思っている相手が自分の事も特別だと思ってくれているとは限らないのが世の中のままならない所ですね。

 

 まあ私がその気になったら相手にトラウマレベルで自分の事を焼きつけるくらいのことは出来るんでしょうけれど、しかしそれをやった所でなあ、と最近は思う。特別だと思っている相手にはある程度幸せで居て欲しいし、自分に依存させたくもない。本当にままならないですね。

 

 ではまた次回。

「浮浪巨人群図」

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■浮浪巨人群図

 こんにちは。今日の一枚は過去に無かったようなコンセプトで挑んだ物。遺跡の並び立つ砂丘を歩く旅人の前に、どこかへと彷徨う巨人の群れが現れる、みたいなコンセプトで挑みました。

 比較的練り込んでから出力したために構成の完成度としてはそこそこではないかと思います。しかしまあ、巨人はともかく砂丘であるとか遺跡であるとか旅人であるとかに、不慣れ感がかなり出てしまいました。描き慣れていないモチーフで挑むとまだ顕著に弱さが出るなと。

 

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■落書き

 

 さて、今日は普通に立ち絵一枚と一枚絵一枚を描き上げ、まあ絵を休む前と同じような日々が戻って来ました。とりあえずはこの毎日を淡々と積んで行くのが良さそうですね。

 

 尚、活動一週間目となり地味に疲れが溜まって来ております。そのようなタイミングで妹が熱を出し、PCR検査は陰性だったそうなのですがオフクロが妙にピリピリしております。このようなご時世ですから仕方ないとはいえ、疲れている時にあれこれ言われると何かと辛い。

 まあ親父がほとんど家庭を顧みない人なので、実質一人で家族を回しているオフクロも負担が大きいのでしょう。とりあえず陽性でなかったのは良かったですね。

 

 ではまた次回。