イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

落書きメカ06と企画コンセプト3

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■落書きメカ06

 

 こんばんは。今回のメカイラストでは、一旦外郭をほとんどそぎ落としての構造の把握に戻ってみました。大分「それらしく」なっては来たかなと思うのですが、やはりというかケレン味に頼ってしまう部分が大きく、例えば胸部など非常に平面的に成ってしまっています。夕橙様からもコメントで言われましたが、幾らでも変え様がある、つまりは正解がないので尚更難しい部分ではありますね。

 

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・HartsMaterialキャラ草案2

 中央都市近衛。彼ら彼女らは、特に高い皇帝崇拝と、それにあだなす者に対する憎しみが高レベルで釣り合った個体のクローンであり、故に非常に不安定な自我を仮面型の催眠装置で補完している。主に中央都市、特に皇帝の周辺警護に当たるが、基本的には使い捨ての駒である

 

 こちらの企画も一日にキャラ一枚とコンセプトアート一枚程度ずつぼちぼち進行しています。

 

 さて、昨日は結局深夜まで眠れなくなりまして、三時間程の睡眠のあと今朝は珈琲でカフェインを摂り過ぎて逆にぐったりしてしまいました。そこで、一時間程散歩ついでのウォーキングに出たのですが、これがなかなか効果的な感じ。何より足腰がかなり弱っていた事を実感したので、今後の日課に組み込んで行こうかなと。

 とは言え今朝はそれで疲れ切ってしまい、寝不足もあって昼くらいまでうつらうつらしておりました。なかなか理想の生活には成って行きませんが、少しずつ寄せる努力はしないとなと。

 

 そんな事もあって、今日は、「十代二十代の頃は蓄積と学習の日々だったけど、現在は維持と(無駄なものの)削ぎ落としの毎日だなあ」などと考えました。そういえば以前、こちらでお世話になっている方とも同じような話をしましたが、人間歳をとればとるほど余計なものを手放してシンプルなスタイルになっていくのかもしれない。

 最近は一気に加齢の余波が来て戸惑うばかりでしたが、少しは歳を取る事を楽しめると良いなと思ったのでした。

 ではまた次回。

落書きメカ05と企画コンセプト2

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■落書きメカ05

 

 こんばんは。今回のメカデザインは、今までの人型により近いものから一旦大きく舵を切ってみた物。装備として重装的な風合いにし、外郭に関してもゴツイ感じを目指して構成してみました。

 大筋で悪くは無いと思うのですが、脚の付け根の構造が曖昧に成って居たり、そもそもパースの付き方が何か不自然に感じる点など、私のメカの知識と併せて立体感に対する理解の弱さが強く出る結果に。

 

 今年初め辺り、「今年は通信でデッサンの講習を受ける!」と意気込んでいましたが、今の所そのような金銭的、体力的余裕も無く、正直焦りますね。やはりこう言った取り組みは若いうちに経験しておいた方が断然呑み込みが早いであろうだけに尚更。

 とは言え今自分が最優先すべき事は、当たり前のように寝込まずに日常を過ごせるようになる事。そこはボケてはいけないなと思います。

 

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・HartsMaterial企画コンセプト1 廃工場街。人口の爆発的な増加に伴い、近代に至るまで世界のほとんどの土地は、工業地と農業地含む生産地と、人間の住まう住宅地に占められていた。世界政府の取った融和策により、一部の特権階級以外は現在うらぶれた旧市街地での生活を余儀なくされている。

 

 今回の企画に伴い、かねてよりやってみたいと思っていたコンセプトアートの練習をちょこちょこやって行くことに致しました。とりあえず一枚目はピンタレストで見かけた資料をほぼ丸写ししたのですが、寛容なのは個々のディテールよりも、情報量と空間の意識なのかなと。フォトバッシュが使えるようになればぐっと楽に成るのでしょうけれど。

 

 さて、昨晩は例によって五時間横になっても一睡も出来ず、今朝は這う這うの体で病院に行って帰って来てからはほぼ寝ていました。この、寝込み明け一日目の状態がもう少し改善されれば生活全体が少しは楽になりそうなのですが…何分体調という読めない物を相手にしているだけになかなか思うようになりません。

 天候のほうも相変わらず上下が激しく、体力を削られますね。今晩はしっかり眠りたい所ですが…。

 

 ではまた次回。

落書きメカ04と新企画コンセプト1

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■落書きメカ04

 

 こんにちは。また数日寝込んでおりました。今回は、前回の外郭を削ぎ落した内部構造を一旦イメージとして造り、その上から外郭を再構成したデザインになります。やはりというか、まだファンタジー的な風合いが濃く成りますね。

 特に、手足をどの程度フレームや外郭で覆うか、という点がなかなか掴めません。構造としてはメカ全体の中でもかなり複雑さを伴う部位でしょうし、細かなパーツ設計が求められる部分かと思うのですが…。

 

 

 さて、この所ツイッターを見ておりまして、ご自身でデザインされたキャラがフィギュア化されるケースや、同じくデザインしたキャラや世界観を基にした個展を開催されるケースなど、様々な成功例があり大変羨ましく思っております。

 前回の記事でも書いたように、自分の目的はあくまでも「良い絵」を描く事なのですが、ブロソンのほうが訳あって非常に長い期間停止状態である事も併せて、そろそろ個人で企画を立ててみようかと言う気に成りました。数年後にムーブメントとして展開する事を目標に、何か継続して製作するための地盤を作って置こうかなと。

 

 そんな趣旨で現在、ツイッターのほうでぼちぼち企画を展開しているのですが、現在の所上がって来ている企画草稿をこちらでも上げてみます。

 

 

■企画名「Harts Material(仮)」

 

・企画草稿1 人間の感情の電子的解析と分類。それにより生じる「善悪」観。人は善の感情と悪の感情が釣り合っている状態が最も安定するという理論の提唱。どちらかに傾いてしまったものを「傾向者」と呼ぶ。普段はバイオリズムの透析や服薬などで傾向者を出さない様にする社会。

 

・企画草稿2 人間の動物的本能と区別するために、人間固有(と思われる)感情を「マテリアル」と呼ぶ。個人の保有するマテリアルの種類や量は教育や環境などによって決まるのが旧時代であったが、現代は学習装置を使って一定の質と量に保つ事が義務であり権利であるとされている。

 

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・キャラ草案1 史上最悪のテロ首謀者と目される人物に、自身の後継に選抜され学習装置でマテリアルを上書きされた。目下もっとも危険な傾向者として秘密裏に指名手配されている。体内の調整用ナノマシンがマテリアルに反応し、目と右腕に赤い異形を発症している。現在潜伏生活中。

 

 

 現在上がっているのはこんな感じです。とりあえず長期間掛けて世界観やキャラ案をブラッシュアップして行く形で少しずつ組み立てて行き、認知度としても徐々に高めて行けると良いなと。

 

 さて、また三日ほど寝込んでおりました。原田マハ様の「#9」は読み終えまして、非常に満足出来る読後感を得ました。しばらくはこの方の小説中心に図書館で当ってみようかなという感じ。

 尚、本格的な梅雨到来と言う事で、こちらでも曇天や雨天が増え始めています。低気圧にやられてしまわない様に、また対低気圧体操を日課にしていこうかなと。

 ではまた次回。