「隠れ家喫茶」
■隠れ家喫茶
こんにちは。今日の一枚は若干久しぶりに景観の描写に振ったもの。建築様式など全く勉強していないため、不十分な個所も多いのですが、おおむね「それらしい」ものにはなっているように思います。特に今回、彩度をぐっと抑えてグレイッシュ中心で背景色をまとめるようにしたのですが、それが割かし良い方向に機能しているのを感じますね。背景も含めたイラストの場合、輝度や彩度はあまり高くしないほうがなじみが良いようです。
難点はと言えば景観として不十分なものになっている点で、建物がやはり漫然と突っ立っているように見える。建築物には基本として「基礎」があり、その上に材木やレンガ、コンクリートなどで壁面を積んでいくわけですが、その基礎の部分の描写が足りないために今一つ建物らしくみえないのかなと。あとは、電柱やアスファルトの凹凸などが表現できていない点も今回マズかったようですね。
多少手数を増やせば解決する問題に思えるので、もう少し一枚にじっくり向き合うようにしたいところです。
■落書き
さて、先日からこちらのブログでも、ちょくちょくコメントで諫める発言を頂いているのですが、どうやら自分はまた焦りすぎているようですね。最近自分の絵を厳しく見つめ過ぎていたかなと思います。
卑屈になっているとか凹んでいるとかいうわけでは全くないものの、最近自分の絵の下手さがとにかく際立って見え、それに伴って周囲の人たちの作るものの精巧さ、巧さがようやく身に染みて理解できるようになってきました。そうしたところから出た態度であったのですが。
結局のところ、自分の作ってきたものを高く見積もりすぎていたのだろうと思っています。ようやく自分を客観視することが出来るようになってきて、結果自分がみっともないものを作りそれを公開し続けてきたことが実感できて来た。
単純にこのままじゃいけないと思っているわけですね。
まあしかし、昨日夕橙様にもコメント頂いたように、堅実に積んでいくほか道はないわけで、焦りすぎるのはよくないなと思っています。
もやもやするものの闘志は内に秘めるべきですね。
ではまた次回。