「ポッドリーディングス」と「エムウ」
■ポッドリーディングス
――「はーい、おはにゅー! 本日の放送では、医療業界で目覚ましい売り上げを誇り、株価なんかも爆上がりの我らがギア社、CEOさんを直撃するよ!」「君…」「何を隠そう私の右足もギア社製精密義肢、ギアーズです! この製品の凄いとこはなんと言っても」「君ね…通行証がないとここは通せないから…」――
■エムウ
――MWさんはギア社が組織した傭兵集団GWの一隊を率いる若き将だ。僕も含め男性女性共にファンが多く、度々ネットにプロモーションが流れる事を受けファンクラブまで創設されたらしい。「珈琲入れました。砂糖なし、ミルクたっぷりです」カップを差し出す僕に微笑んでくれる。ああ、ずっとこの人の隣に…。――
■落書き1
■落書き2
こんにちは。今日は二日分掲載。また随分日が空いてしまいました。
この間も大体毎日描いてはいたものの、相変わらずこちらを更新するモチベーションが低く、頑張って更新していても大して成果も得られない上に外野にキツイ一言を言われるたびにまたぞろ凹まされるんだろうな、何のために記事を書いているのか解らなくなってきたな、という思考が頭の中をぐるぐる回り、更新しようという気力が延々わかない状態になっていました。
その件に関連してなのですが、当時例の人にコメントを頂いたときに、「山田さんは理論的な反省がほとんどできていないように思う」みたいなことを言われ、それが大層深く自分の気持ちにぶっ刺さっていました。自分ではかなり理論的に反省をつけているつもりでしたし、そもそもその反省は自分に向けたものであるのに、なぜわざわざ他人にまで分かり易く「理論的に見えるように」反省をつけてやらねばいけないのか全く分からない。
後々思い出してかなりイラついてきたので、こちらにももう絵の反省はつけません。
ついでに、このブログはもう一度全体公開に戻そうと思う。これからはコメントで茶々を入れてくる人がいたらもっと毅然と対応します。私がへらへら相手にへりくだって対応していたから舐められたんだろうと思うので。
もう自分を攻撃してくる相手には容赦しません。
DTM練習五日目。ようやく練習曲いじり始めた。大体ブラッシュアップの方法は分かったから(かなりピコピコうるさい曲になってるけど)、この曲はここまでにして次はもうちょっと全体に流れがある曲作ってみます。しばらくは数十秒くらいの短い曲を作って経験積もう。今日頑張ったなー! 疲れた!! pic.twitter.com/cld7OnrWrd
— 山田 唄 (@yamadauta) 2022年4月26日
毎日イラスト二枚と140字SSを書いているとまあまあ忙しく、DTMの勉強が後回しになっていましたが、そろそろ四月も終わるという事でとりあえず一曲仕上げました。と言ってもほぼほぼ音がピコピコ鳴っているだけの、曲とはいいがたいものになっていますが。
差し当たって四月はかなり詰め込みでいろいろやっていたという事で、最近になって創作意欲がごっそり刈り取られた状態になっていました。おそらくアウトプット量がインプット量を上回りすぎて創作MPが不足していたんだろうなと。
現在は多少なり持ち直しましたが、インプット量を現在よりも増やして帳尻を合わせるというのもなかなか現実的ではないし、五月は充電期間としてある程度抜いていく体制で行こうと思っています。
というわけで、しばらくは一日にイラストを二枚描いたら休む、というルーティンで行こうと思う。
こちらの更新速度もそろそろ元のスパンまで戻したいところですね。時間的に記事を書く余暇は十分にあるので、あとはモチベの問題かなと。
ではまた次回。
「灰原」
■灰原
――私の生まれ育った町は年がら年中灰色だ。生まれながらに左半身の発達が弱く、中学卒業を機に体の左側をギアーズに換装した私を励ましてくれたのは、お世話になった医療技師だった。「きっと今、君にしか為せない事がある」それ以来有志で町の清掃に当たっている。この灰色の街を少しでも彩れないかと。――
こんにちは。今日の一枚はある程度景観に振った一枚。140字SSを添えるようになってから、必要に駆られてある程度世界観を掘り下げるようになりましたが、今回は町中がどういった風景になっているかといった部分を掘り下げた一枚でした。
作中の時間軸は大体現代の数十年後くらいを想定しているのですが、ある程度近代化した、それでいて現代を逸脱しすぎていない風景、がうまく組めたかなと思います。本来であれば一枚絵を描く際は毎回これくらいの背景を絡められると良いなと思っているのですが、単純に作画コストが跳ね上がることもあり難しいですね。
■落書き
さて、また数日空きましたが、その間DTMの勉強が三日目に差し掛かりました。かねてより予告していたように、三日目の工程は実際にオリジナル曲を作ってみようというもので、いきなり「自由に作ってみてください」と言われたため正直困惑しましたがとりあえずイントロだけざっくり作ってみました。
DTMの勉強三日目。いよいよ一曲作ってみましょうってことで、今まで習ったことを踏まえつつ、まずはイントロ進捗。なんかそれっぽいですね、それなりの理論さえ踏まえればこれくらいのものは簡単に作れるのか…まだまだ意識すべき点が全然意識できてないけど。今日中にフル完成は難しそうね、疲れる… pic.twitter.com/3g9rRYDkNx
— 山田 唄 (@yamadauta) 2022年4月7日
とりあえず曲らしきものにはなっているんですが、全体的にまだまだ音がピコピコ鳴っているだけという印象が強く、ひとまずこの流れでサビとアウトロのメロディラインまで作ってみようと思っていますがちゃんとした曲の体裁をとるまではまだ若干長そうです。
基本としてコード進行とリズムラインとメロディラインは別個につくっているのですが、特に苦戦しているのはコード進行ですね。私自身が鍵盤のどのキーがどの音に対応しているかいちいちドからたどらないとわからないくらいの音楽音痴であるという事で、和音の連符を打ち込む時も毎回参考書の図解を確認しなければならず、それに地味に時間と手間をとられています。コード進行さえ頭の中で組めるようになれば格段にスピードアップできるでしょうけれど、慣れがいるかなと。
尚、DTMの勉強に時間をとられるようになってきたため、一日の基本作業量を立ち絵(落書き)一枚まで落としました。それを描いた残りの体力と時間で、DTMの勉強をやるかイラストの一枚絵の作業をやるかを選ぶ、というルーティンを新しく作っていこうとしております。
ちなみに今日は立ち絵を一枚描いたところで切り上げ。一週間に一日くらいは休みにしたほうがいいと思いますし。
大体これくらいの荷重でしばらくやっていこうと思っています。
ではまた次回。
「アンジュラス・イエローコード」
■アンジュラス・イエローコード
――「これが私かあ」ギア社のプロモーションビデオを見てひとりごちる。照れと疎外感が半々といった気持ちだ。ビデオには、ギア社が超次世代機として発表した「エグリゴリ」――天使型ギアーズシリーズを身にまとった私がふわふわと宙を浮遊する様が映っている。担当は一夜で人気者だなんて言ってたけど…。――
こんにちは。今日の一枚は、140字SSを始めた時からいずれやりたいと思っていた、天使型ギアーズ、というアイディアを出力したもの。ギアヴァリアントシリーズとしては何度かやった題材であるだけに新鮮味はないですが、SSがつくことで世界観が広がってまた違った側面が見えるかなと思います。
作画としては引き続き堅調ですね。また徐々に明確に悪手と言える部分がなくなってきて、かなり惰性で描く状況になってきました。鬱屈され始めています。
基本形として、ルーティンで大部分は描くけれど、一か所か二か所だけ常に新しい事を見込む、くらいのさじ加減がちょうどいいのかもしれません。とはいえその新しい事が徐々に物理的になくなってきているのですが。
■落書き
さて、昨日のDTMの勉強一日目で作った音源を、今朝は動画の形にまとめていました。DAWで作成できるのは音楽ファイルのみなので、それを動画の形にしてネットに公開できるようにするためにはまた別のソフトが必要になります。現状お金を継ぎ込める状態でもないのでそちらも無料ソフトを選択。下のような形になりました。
一日目の成果。全部ピアノで鳴ってるよって教えて頂いたんで上げなおし。ちゃんと正規の方法で出力しないと繁栄されないのね。今んとこドラムとベースが鳴ってるだけ。スピーカーやヘッドフォンで聴かないと低音がほとんど鳴らないらしくて、ベースの音が聞こえないな。くっそ疲れた、昼まで休憩しよ… pic.twitter.com/sZCG2KKcQn
— 山田 唄 (@yamadauta) 2022年4月7日
文中で描いているように、ただただドラムとベースがリズムを刻んでいるだけの動画です。これも文中にあるように、一般的なパソコンやスマホ、タブレットと言った機材では、低音域があまりしっかり鳴らないようになっているらしく、ベースの音がほとんど聞こえませんね。ゆえにDTMをやる時は基本的な機材の他にスピーカーやヘッドフォンが必須と言われており、上の動画もヘッドフォンで聴くとわりとしっかりベースの音が鳴っています。
というわけで、これが一日目でしたが、二日目で下のようになりました。
DTM練習二日目。ドラムのリズム、ベース・ピアノのハーモニーを経て、いよいよシンセでのメロディ。とりあえず参考書の譜面をそのまま写しただけだけど、確かにそれっぽくなってる。基礎となるメロディラインの組み立て方に添えてアレンジ法も分かり易く解説されてんね。明日でオリジナル曲完成らしい pic.twitter.com/Yf9pjbdg2I
— 山田 唄 (@yamadauta) 2022年4月7日
ドラムとベースでリズムラインを作り、ピアノの和音(コード)でハーモニーを作ったうえで、シンセでメロディラインを刻んでいます。今までのところ、参考書に乗せられている譜面を逐次打ち込みながら再生、を繰り返している状態ですが、各要素(リズム、ハーモニー、メロディ)についてある程度かみ砕いた解説がなされており、音楽のことなど全く分からないという初心者には非常にありがたい。
というわけで、明日、三日目の工程でオリジナル曲がとりあえず完成となるようです。
何をやるにしてもそうですが、とっかかりの困難さを乗り越えられるかどうかがカギだと思っており、そういう意味で今回は非常に敷居の低い参考書や動画が多数あったこと、またツイッターのフォロワーさんにDTM上級者が数名いて、逐次アドバイスをくださったことで非常に助けられています。
現代の学ぶ敷居が低い環境に感謝だな、と。
というわけで、本日はDTMの勉強から先に取り掛かったため、今からイラストのほうの作業です。
ではまた次回。