「甲大剣」と「電気猫」
■甲大剣
こんにちは。また数日お休みを頂いておりました。今回の一枚目は新作。アングルの練習にと描いたものです。
いつも苦戦しているアオリの場合と違い、フカンは割かし画面を作り易く、特に問題なく纏まっているように思います。欠点としては遊んでいるスペースが大量に出来てしまったことと、大剣の練り込み・描き込みが浅い事ですね。大剣をもっと丁寧に作り込み、足元にタイルなどを簡単にでも敷けばベターだったかもしれません。
■電気猫
二枚目はリメイクです。
■リメイク元(2016年作)
今回で二度目のリメイクとなりますが、人体の理解は継続して進んで来ている感じがあります。ただ、今回もハイライトが部分的に弱いですね。金属パーツを意図しているのでもっとシャープにライトを入れてやっても良かったかなと言うところ。
この所、なぜか明るい色がなかなか入らず全体的に明度の幅が狭い状態が続いていますね…新しい技法などをちょこちょこ取り入れている弊害の一つかと思うのですが、適宜修正しつつやって行きたい。
さて、また四日間ほど休んでおりました。やはりというか、週三日の休みは確実に取るようにしたほうが精神も安定しますし、現状の体力を考えるとそれでやって行くしかないのかなという所。とりあえず四日活動、三日休みのリズムを徹底出来るようにしてみる事にします。
全く前進が無い事にイライラしますが、何事もやって見なければわかりませんし、それだけに「やってみて駄目だった」というのも一つの成果と言える。なるべく前向きにやって行きたいものです。とりあえず明後日診察ということで、約一か月ぶりくらいになりますが通院して色々お話してくるつもり。
天気予報によると、これから八月中旬に掛けて大気の状態が特に不安定になり、全国的にゲリラ豪雨が多発する恐れがあるとの事ですが…まあ無理はしないまでもなんとかやり過ごしたいですね。
ではまた次回。
「霹靂の射手」と「四つ目の死神」
■霹靂の射手
おはようございます。今日の一枚目は新作。自分はあまり描く事のない、弓矢というテーマで描いてみました。
必用な所には筆が入っているのでそれなりに見えますね。細かく見て行くと粗も大量にあるのですが、特に目立たない箇所が多いので気にならない感じ。ただ、今回雷のエフェクトを入れてみたのですが、そのクオリティが低いです。発光レイヤー等も使いつつ、もっとシャープな見栄えにすべきだったなと。
また、全体的にハイライトが弱くなったことと、背景が適当になってしまったことも反省点。キャラとしては良く出来たデザインであっただけに惜しかったですね。
■四つ目の死神
二枚目も新作です。今回も観たまま、タイトルのままの一枚。今回の二枚は、昨日の二枚と併せて、先日一日に四枚仕上げた時に描いたもので、その為に一枚一枚の筆力がだいぶ低いです。それぞれキャラとしての魅力はそれなりのものになっているため、尚更描き込みが足りないのが悔やまれますね。
この一枚に関しては、ぱっと見の立体感がやや弱い感じ。もう少し奥行きや椅子の高さを感じられるライティングにすべきでした。
■経過
さて、今日で活動五日目です。今日はとりあえず病院に行ってこようかと思っているのですが、なぜかしら朝から気分が優れないというか、早々に鬱が入っているので出掛けず家でうだうだしているかもしれません。
この所、頑張り過ぎている自覚があったのですが、その割にほとんど結果に繋がらない現状が割と精神に来ておりまして、絵を描く目的や生きる目的そのものを見失いがちです。頑張っても頑張らなくても結果が同じなのであれば、何もしないほうが傷つかない分良い。そう言う考えに至ってしまい、自分はなぜこんなに必死に絵を描いたり生活を見直したりしているのだろうと悶々としてしまっています。
結局、頑張る事の意義は、ただ自分の気の済むところまで行けたかどうか。結果は後からついてくるもので二次的なものでしかない。私は結果の為に努力しているのではなく、ただ自分の夢や人生が不完全燃焼で終わるのが怖いだけだ。
そこまで分かっていても、どうしても結果が欲しく成りますね。
まあ、今の世の中、完全な実力主義では無いですから、結果など巡り合わせの妙でしかない事がほとんどですし、結局はその時々で自己満足しながらごまかしごまかしやって行くしかないんですけれどね。
今は疲れから気が弱っているだけで、少し休めばまた勝手に頑張り始めるのでしょう。次の休みは少し長めにとってみても良いかもしれません。
ではまた次回。
「月下」と「隻眼姫」
■月下
おはようございます。今日の一枚目は新作。とは言え、毎度の事ですがモチーフとしての新しみはないですね。
今回も手也に構想したものですが、それなりに安定した出来と言えるのではないかと思います。ただ、知人には「逆光なのだから、キャラの縁を光でなぞったほうが良い」といったようなアドバイスを頂くに至りました。確かに画面として、夜のムードとは言えハイライトが弱いために明暗に幅が無いようにも見えますし、何なら蛍や妖精を追加して光のエフェクトなどを入れてやっても良かったかもしれません。
■隻眼姫
これも筆休めに描いたもの。肌が露出している辺り、あまりにも水彩筆の色延ばしに頼り過ぎて、気持ち悪い質感に成ってしまっている気が致します。それも含め今回は全体的にだいぶ粗いですね。
造型的にはさほど問題を感じない一枚ですが、一枚に掛ける熱量と言う意味では赤点だなと思います。あと、一枚目の反省を活かして刀に光のエフェクトを入れてみたのですが、ちょっとわざとらし過ぎたかもしれない。
さて、今日から八月です。割と無為に毎日が過ぎて行っている焦りに取りつかれながらも、今の所手も足も出ない状態。まあ仕方がないですね。とりあえず決めたことを淡々とこなして行きましょう。
ではまた次回。