企画コンセプト１０１と「サイバー・ローグ」
こんにちは。また数日休んでの企画コンセプト、今回から連続十八体新キャラです。
・HartsMaterial キャラ草案５３ 世界庁財務局局長。現右大臣の従弟。代々名門と呼ばれてきた一族で、二人の官僚入りを期に特級民に指定された。派手好きな右大臣に対し、従弟の彼は堅実な性格で、マメに金を管理するのに向いている。尚、特区で使われる貨幣は特区内でのみ流通している通貨である。
・HartsMaterial キャラ草案５４ 突剣。旅団「虚の翼」の一員。虚の翼は、様々な理由で居場所のなくなった人間を取り纏め、この世のどこかにあるとされる理想郷を目指す準宗教組織である。団員の多くは傾向者か体の一部に改造を施した者であり、彼も右腕改造時の拒絶反応に苦しんでいる所を拾われた。
・HartsMaterial キャラ草案５５ 野良技師。特区外で様々な作業を請け負っている貧民技師一家の娘。大層な変わり者で、工業品等を鑑定するのが趣味。新世代と呼ばれる世代であり、主に貧民の居住棟を建てたり貧民の身体改造者のメンテなどをして代わりに物資を頂く事で生計を立てている。
今回、新たに「虚の翼」という勢力が示されました。この勢力に関しては、今まで描いてこなかったこの世界の「宗教」に関する私なりの解釈などを盛り込んでいく予定です。あとはまあ、順当に世界観を広げるキャラ達になりましたかね。デザインも比較的挑んだ物になっているように思います。
■制作経過
■サイバー・ローグ
今回の製作は、自分でもかなり拡大して丁寧に詰めたおかげで、それなりのものにはなった気がしております。前回も描きましたように、最近そろそろ就職を考えなければいけなくなり、その為には絵を描く時間を減らしてもっと休養を、と迫られる中で一枚を描くスピードをもっと上げなければ、と思った時期もあったのですが、やはり気の迷いだったなと。
駄作は百枚連ねたとしても駄作でしか無く、一枚の秀作には敵わない、と、少なくとも私は思っておくべきなのだなと思いました。焦りはそりゃ当然あるわけですが、それに動物のように捕われてはいけない。あくまでも理性で解いていくのが我々人間のすべき事なのでしょう。
と思ったのと、昨日一昨日と久し振りに寝込みまして、起きてきた今日非常に刺激的なイラストに出会いました。それは、一言で言えば自分が今までやりたくてたまらなかったことを、現状の自分を遥かに上回る技術と完成度で体現していた。なんだか頬を殴られた気分になりました。
私は良い物を描くために絵を描いてるんじゃないのか、評価の為とか、単に絵を仕上げる為に絵を描く状況になってしまっては本末転倒なのでないか、と思ったのですね。
まあそんなわけで、多分今日は完徹になるでしょうが、ちょっと気合いを入れ直して行こうと思いました。頑張ります。
ではまた次回。
