企画コンセプト６９

　こんにちは。今回も一日空いての企画コンセプト新キャラ編です。

・HartsMaterial キャラ草案３７ 刀蛇。貧民新世代の生まれ。生まれると同時に物資に困った両親に特区の企業に売られ、投薬などの検体として育つ。ある時からマテリアルの研究検体となり、十五の時に傾向者となって特区を追われる。両手が刃に変化する異形を持つ。現在堕とし子と行動を共にしている。

・HartsMaterial キャラ草案３８ 圧政官。宿木の兄。弟同様英才教育を受け、若くして官僚となる。両親の教育の方針の為に大変な選民指向の持ち主に育った。特に貧民やフリーダムハーツに対する偏見が強く、その政治姿勢には左大臣や白翁自ら釘をさすほど。現在国民管理局に所属している、エリート。

　今回のキャラ二体は、これまで築いた設定の延長線上から攻めてみたキャラになりました。キャラ絵としては、コントラストと言う点で若干弱さが出るようになって来たなと。反面、何か掴んだものでもあったのか、デザインとしては前回辺りから一気に自由度が上がって来ている感があります。造形力が追い付いていないのでまだ未熟さが目立ちますし、より表現力を上げて行きたい所。

■製作経過一日目

　新しい製作です。今回も最近増えてきた廃墟＋キャラという構図。今回は背景の資料を丸写しするのでなく、ある程度オブジェクト位置を変更して画面に緩急をつける事を意図しています。これも次回完成の見通し。

　さて、昨日も病院に出掛けていたため更新作業が出来ませんでした。病院では、表紙絵の依頼者様に、物凄く嬉しそうに「山田さん、ありがとうございます。完成までよろしくお願いします」と言って頂き、新たな火種を頂いた気になりまいた。

　既に表紙絵のほうはある程度形になっているため、あとは細部を詰めて今月中には提出できるかなと言う所。

　尚、昨日は院内喫茶分院店のプレオープンと言う事で、屋外にテントを設営しての喫茶模擬店となりました。その場にいた患者様数名が飛び入りで手伝いに入って下さり、大人数でワイワイと設営から販売、片付けまでを行い、なんというか非常に楽しかったです。

　学生時代の自分は今でいうコミュ症気味で、なかなか祭の輪の中に入って行くと言う事は出来なかったのですが、今になって沢山の人と一緒に何かを作り上げる面白さというものに目覚めていますね。

　まあ疲れ切ったものの、分院店のオープンに向けて貴重な機会となりました。

　ではまた次回。