イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

写真模写その二と習作「見返り」

 こんばんは。

 

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■写真模写

 先日に引き続き写真を模写してみた物です。今回は顔の造型も写真に寄せたほか、色を写真からスポイトで取って直接使ってみました。その感じ、色として全く同じものになったとしても、リアリティが出るとは限らないのがわかりましたね。今回の場合のように背景を省略した場合や、わずかでも色味が変わってきた場合など、そこからライティングが綻んで帰って大きな狂いを生んでしまう。

 ある程度自分の目に頼って色を作るのが有効なのだなと感じます。

 

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■習作「見返り」

 とりあえず萌え絵の総集編として描いたものですが、やはりあまりにも「狙った」表現にしたためか多方面から渋い反応を頂いてしまいました。ある意味で「狙う」ことこそが萌え絵の真骨頂だと言えると思うので、やはり自分にはこの種類の絵は合わないんだなと思う所。次回から改めて自分に合う表現を模索して行きたいですね。

 

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■デザイン落書き-導師少女

 衣服の構造的な説得力を高めつつ、やや奇抜な方向性を試してみましたが、やはり奇抜さが少しでもあると現状不自然に見えてしまう感じです。その服装でキャラが何を主張し、どういった職業や集団に所属し、その上で機能性をどう取り入れているのか。それくらいは考えて作らないと説得力のある衣裳にはならないのだなと解りました。

 

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■今日の漫画絵練習

 今回はお爺さん顔の練習に加え、範囲の狭いベタ塗での効果をちょっとだけ探ってみました。ベタ塗や線もコントラストとして捉えるのが重要みたいですね。男性や年寄り、またキャラごとの顔の描き分けなども徐々に練習して行きたい所。

 

 さて、今回の総括ですが、やはり自分は考えずに感覚、もっと言えば快楽だけで描いてきた部分が大きすぎたように思います。ひたすら気持ち良い形や線、色を追い求めて来ましたが、どうやらそれでは裏付けが足りず、結果としてニッチな表現に成り易いらしい。大衆性とは気持ち良さの先では無く、計画性の先にあるもののようです。

 だからこそフェチばかり狙った表現はニッチに成り易いし、どれだけ気持ち良い要素を詰め込んでも不自然さが勝れば評価されない。

 この件に関してはもう少し理論の裏付けが必用だと思うものの、自分に必要なのが計画性だと言う事は実際確かなようです。

 

 どうすれば考えて描けるようになるのかと言う部分はやはり理論の更新を待たねばわからないのですが…今後の自分の創作の展開にとっても重要な理屈だと思うので、早めに解脱したいですね。

 ではまた次回。