「絡繰り鬼」
おはようございます。
■「絡繰り鬼」―からくりおに
昨日載せたラフが完成致しました。実は描き始めたのは昨日ではなく一昨日であったため、実質三日間、計十時間程の作業でした。
割と自分の場合、時々まぐれで良いものが仕上がる事が多いですが、今回もそれですね。仕上がりが安定しないのは、完成品のイメージが曖昧なまま描き進めているからなのでしょう。そこが今の自分の大きな課題の一つかと思います。とにかく今回はとても良い仕上がりになった気が致します。
反省点としては、光源がやや曖昧になってしまった点と、鬼の体がしっかり描けていない点。
■経過1
■経過2
■ラフ
またリメイクの作業に戻って、新しい一枚です。
■リメイク元(2011年)
リメイク元のイラストは、当時右も左も分からない丁稚坊主だった頃にお誘い頂いた展示会によせて描いたものです。こんなものを展示会に出すとか自分どんだけ神経太かったんだと今は思いますが、気合いを入れて描いたのは事実なので愛着のある一枚ですね。
ちなみに今回このイラストをリメイク元として選んだのは、ツイッターで交流のある方の下のイラストを久しぶりに見返していたからです。
このイラスト、加工を一切使わず塗りだけで描かれたものでして、ぜひリンク元に飛んでクリックして拡大しご覧頂きたいのですが、恐ろしい描き込み密度で描かれております。しかも浮ついた装飾表現など一切使わずに、ディテールの面白味だけで表現する男気。
このイラストの作者様は、他にも色んなアプローチで絵という物に向き合い続ける職人型の表現者と言った風情の方なのですが、やたら控え目でご自身の絵をほとんどアピールされないので観ていてやきもきします。というわけで今回こちらにご紹介させて頂きました!
ピクシブには一定量のイラストが投稿されているので、ぜひ他の作品もご覧になってみてください。
■今日の立ち絵-剣士絵十一体目
そんな感じで、また次回。