イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「手繰る宵闇」完成

 こんばんは。自分は慣れてくるほど割かし図々しく相手に迫って行く傾向があるので、どんな場所でも長く居るほど波の激しい本来の自分を晒してしまう所があります。前回もそうだったのでまた恥ずかしさに打ちのめされていたりしますけれど、先日休んだ事で気分や体調としては良好でして、まあ自分語りが過ぎるのも結果を出して多少自信がつけば消えていく癖でしょうし、今は大目に見て頂けると幸いです。

 今回もイラストを載せて行きます。

 

 

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■「手繰る宵闇」-たぐるよいやみ

 前回から主に整えたのみですが、軽くバランスの狂いなども直して背景にグラデーションを掛けて完成と致しました。

 まだこういった厳密に形を問われる物を描くと歪みが顕著に出るように思います。恐らく本来的に自分がやってきた描き方が、精密、洗練を目的としたものでは無かったからなのでしょうけれど、昨日イラストレーターの先輩からも「厚塗りでやって行くならデッサンは必須」というご指摘を頂き、改めてデッサンの必要性を感じております。

 厚塗りだけでやってきたための技法に対する甘えもやはり重々感じているので、ある程度厳密に線で描くような練習も必要になるかなと思っております。

 

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■人体模写練習四日目

 少しずつ素直に形が取れるようになって来ているものの、立体としての理解には遠いですね…特に遠近が微妙につく場合など歪んでしまう感じです。まずは形態の単純な立体の理解から入ろうと思いまして、今回から隔日でデッサンも始めて行く事に致しました。

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■デッサン練習一日目

 まずは直方体を、と思いましたが、アナログで描くのが久し振り過ぎてまず腕がまともに動きませんでした。輪郭を一本の線で決められなければ意義の無い練習なので、まずは綺麗に直線を引く所から入らないといけないかもしれません。次回以降差し当たって腕の動かし方からやり直してみます。

 

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■塗り込み

 こちらも経過を載せてみます。今日の一枚絵の反省にも通じるのですが、今回も直線や無機物の多い構成になっているので、どれだけ正確な描写が出来るかが全体の出来に関わってくるのかな、と。直線に関しては可能な部分はツールに頼ってしまうことも考えておりますが、鎧の部分などの描写は手描き頼みなので、これも良い練習になるかなと思います。

 

 今月一杯くらいはこれくらいのメニューを毎日じりじり続けられると良いかな、と。

 では、また次回。