イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

習作「虚人」

こんばんは。

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■習作「虚人」

 クリーチャー系の人外と、人物の背中を描いて観たくて製作したもの。やりたい事はとりあえずできたのですが、やはりいかんせん地味ですね。自分の絵に必要なのは華やかさとか、昨日も書いた情報量とかなんだと思う。とにかく一目見て「おっ」と思わせるスケール感。ううむ。

 とは言え、昨日の記事に夕橙様がコメントして下さったように、自分でゼロから練り上げた物は自分の想像力を越えるものには成り得ないので、どうしても人様の絵よりショボクは見えますよね。ある程度は仕方ないと言う事か…。

 

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■経過

 体のラインを少しいじり、やや華奢な感じが出るように致しました。これはそろそろ整えて完成かな。でも、パーツ的にもっと増やせるハズなので、気力が続くようならもうしばらく転がすかもしれません。

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■剣士、天獄の章。その四、天獄の主の令嬢

 

 さて、ここ一週間ほどの自分のブログ記事を読み返してみたのですが、見事にネガティブな事しか書いていませんでした。そりゃ見て下さってる方に心配も掛けるし心労もお掛けしていただろうな、と。

 先日、あなたは強がるよりも弱さを認めて、それを周囲にも公言して生きたほうが強く在れる、的な事を言われたので実践しているのですが、それも度が過ぎるとただの愚痴や弱音になってしまうのでやはり気を付けたい所。

 

 さて、ちょっと後回しになっていた「自分にとっての絵って何か」という話なのですが、今のところそれは、人と私を繋いでくれるツール、と言う所に落ち着きつつあります。人が繋がるのにはきっかけが必用で、そのきっかけの役割を担う物、ですね。

 少し前から、自分のこの世での役割は人が楽に自分を表現できるようなグループや居場所の提示だと思っていて、そのために絵を使う事が出来れば良いな、とか…相変わらず遠大ですね。

 ただ、そのおかげで「評価されなければ」っていう十年来の物凄い焦りとは無縁に成って来て、ずいぶんと楽です。火が消えかかっているとも言えるので、刺激はもう少し欲しいですけれどね。

 出雲屋様からの依頼は今の所順調に進行しております。

 

 ではまた次回。