イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「文様蝶」

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■文様蝶

 

 こんにちは。また数日お休みを頂いておりました。今回の一枚も新作。

 いつも通り割と手也に構成したものですが、そこそこの出来には成っている気がします。先日から書いているようにまたクオリティが一段階上に上がった状態で安定してきたように思いますね。

 ただ、ここから更に先を目指さなければ絵を描く意義など簡単に無くなってしまうものでしょうし、今後もがつがつやって行きたい所。

 

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■経過

 

 最近周囲の方達が頻繁に仰っている事なのですが、「上手くなったと思っても、結局、それより上手い人は幾らでもいるんだよね」と。先日取り上げさせて頂いた空き缶ロケット様の記事でも書かれていましたが、「絵の完成」とは一生モノの仕事に当るんでしょうね。現在、絵を描く意義を失くして来て色々と迷走中ですが、私ももう少し長い目で見てやるべきかもしれません。

 

 さて、また三日間ほど寝込んでおりました。気が付けば五月も下旬。向上しない体調や生活にやきもきしたりもしますが、今の所落ち着いています。もうしばらくの間、ゆっくり生活する中で自分の中での整理をしたいですね。

 ではまた次回。

「祝詞舞」

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祝詞

 

 こんにちは。今日の一枚は普段とはやや違ったポージングを試してみようと思って描いたもの。ツイッターで流れてきたイラストを参考に描き起こしたのですが、オリジナル部分も多く入れられ、且仕上がりとしてそこそこのものになったのでそれなりに気に入っています。

 反面、身体の各部の比率が少しずつ狂っていたり(右腕がやや短い、左脚がやや長いなど)、装飾表現にまだ甘さがあるのは要注意ですね。

 とは言えこの所また少しずつ、仕上がりが安定するようになって来た気が致します。そろそろ一段階飛躍すべき時期かと。

 

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■ラフ

 そんなわけで、長期製作をまた描き始めてみる事に致しました。先日まで描いて保留にしていたものは一旦破棄して、とりあえず描き易そうな構成で攻めてみます。一週間くらいで仕上げられると良いなと言う見通し。

 

 さて、最近は、無理に何かを推し進めようとしていないせいか毎日穏やかに過ぎて行きます。そんな中で読んだこちらの記事が気持ちに引っかかったのでご紹介。

yasusadakaze.hatenablog.com

 普段からイラストを描きながら、闘病の記録や育児の記録を載せていらっしゃる方なのですが、今回も個人的に共感できる話を載せられていました。

 

 生きていく上で、何の障害もない人生などないのだと思っています。事現代は幼少期から大きな躓きを経験して、そこから立ち直れず、でも諦めきれずもがいている人がとても多いと思う。

 私自身は両親の教育の仕方は、やや古臭いですが間違っていたと思いませんし、今では私に色んな傷を残した出来事もある程度客観視出来ているつもりです。でもふとした時に、自分を傷付けた人間を同じ目に合わせてやりたくなる。

 でも結局、許す事は出来なくても諦めて、それは過去だと割り切って生きていくしかないんだろうなと。

 

 私はある時プレゼントされた児童向けの哲学の本を読んで、その考え方に触れ、そこから徐々に救われていきました。この記事の方はカウンセリングで救われたのだそう。

 そういうきっかけさえあれば、人はやり直せるのかもしれないなと思ったのでした。そして、きっかけはどこから与えられるものか分からず、そこから立ち直るのは最終的には本人の力なのだと言う事。

 世の中は不公平なようで、総合的に観ればつり合いが取れているのかなと最近思います。

 

 私も少しは将来に目を向ける余裕が出てきましたし、過去はそろそろ清算してしまいたいですね。

 

 そんな感じで、また次回。

「黄金獣」

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■黄金獣

 

 おはようございます。今日の一枚はリメイク。

 

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■リメイク元(2015年作)

 

 今回はとりあえずネタが無かったので、描けそうなものをリメイクしてみたのですが、差し当たって人体の理解は進んで来たのかなという感じはあります。腹部付近はもう少し腹筋を強調したほうが今風かもしれませんね。

 機械の手足の質感としては、向上したようなさして変わらないようなと言う感じ。デザインに関してもどちらもそれぞれの良さがある感じですね。

 

 最近実感している事ですが、数年前の自分もそこそこのレベルには到達していたのだなと思います。結局環境や運、売り込みスキルの部分で差が出来てしまっただけで、もしかしたらそこら辺埋めてやれば今頃は普通に企業様相手に絵の仕事をしていたのかもしれない。

 まあ、たらればやもしもの話などしても仕方がないですし、おそらく自分の体力や精神力を考えれば余りにも仕事のプレッシャーが大きくなったとしたらすぐに潰れてしまっていたでしょう。結局自分は、大きく崩れる可能性を無意識に回避してきた結果今に至っているのかもしれない。

 安全策ばかりでは大成功は出来ないのが実情だとしても、そうやって堅実に生きる事自体は間違ってないのかなと思うのでした。

 ではまた次回。