「飛韻」
■飛韻
おはようございます。今回の一枚は、最近気を付けている奥行きを意識したもの。人物の足と腕を前後に大きく開いて距離感を出したほか、背景のドラゴンでも奥行きの効果を狙っております。ドラゴンに関してはもう少し彩度を下げて背景に埋没させたほうが巨大さが出たかなと思うのですが、狙ったものは概ね描けておりますかね。
気合いが入っていたためか顔の可愛さやそのほかの詰めもそこそこであり、また一段階レベルが上がったのを感じます。あと978レベルで神絵師かな。先月に比べても何段階か伸びた気が致しますし、最近純粋なお絵描きの面では割りかし順調ですね。
■経過
差色をして質感や距離感を盛っています。次回完成の見通し。
■立ち絵-アンナ
さて、お相手に資料をご用意いただく間止まっていたもう一方のココナラの依頼も再開し、現在依頼二件を同時進行する状態になっております。当然二枚を同時に進める事になり、しかも新しく描き始めたほうも三人+モンスターが入る構図ということで難易度が高い。
また、先に進めていたほうでは既に何十回点も直しの指摘が入っており、なかなか削られます。これを乗り切った時得るものは大きそうですが、しばらくはしんどい状態が続きそうですね。とは言えそちらの案件は明日か明後日には一端終わらせられる見通し。
また、リーフレットの挿絵にもとりあえずのOKが出まして、少しずつですがタスクの整理が付き始めております。すべてが終わったら一週間から一か月ほど、長期の休みを取りたい所。しばらく何も考えずに漫画読んだり寝たりして過ごしたいですね。とは言え、ぼちぼち忙しさにも慣れてきて、さほど追い詰められている感じも無くなって来たのですけれども。
そんな感じで、また次回。
「紅髪の剣士」とゆーゆ様に描いて頂きました
■「紅髪の剣士」
おはようございます。今回の一枚も手也に描いてみた物。やはり手癖で描いてもある程度の所まで到達するようにはなって来たというか、仕上がりが安定してきた感があります。今回はバランス的に頭がやや小さく見えますが…。
問題は、肌の陰影が強すぎて黒光りして感じられる部分でしょうか。肌に関してはもう少しコントラストを抑えて柔らかく描いてやるのが良さそうです。あと、それも含めたライティングの精度がやはりまだ弱いなと。立体の理屈が所々おかしいと言うか。
絵は絵なのでそれっぽく見えれば十分かとは思うのですが、やはり説得力に関わる部分ですしね。少しずつ模写を再開するなりして精査して行きたいです。
■経過
■立ち絵-白い悪魔
昨日のアンナと今日の白い悪魔はフォトショを使っていた頃に描いたものになります。今見るとやはり色彩や空気感的に安定しているなと思いますね。手間的な問題から戻る気にはなれませんが…。
さて、先日載せた濃紺の少女剣士に対し、こちらでお世話になっているゆーゆ様より描かせてほしいと言うお言葉を頂き、承諾した所さっそく描いて下さいました。しかも二枚も。一枚目のデフォルメイラストの可愛らしさにやられます。二枚目もデフォルメですが、SDに比べれば等身が高いいつもの絵柄で描いて下さいまして、こちらも可愛さがありながらより豊満で色気のある仕上がりにして下さっております。
ゆーゆ様、本当にありがとうございました、嬉しかったです。
昨日はあちこちで分散して弱音を吐いたのですが、こちらでも、ツイッターやほかブログでも温かい励ましをいただき随分救われました。ありがとうございます。しばらくはまだ不安定な状態が続きそうですが、なんとか乗り越えたいですね。
ではまた次回。
「黒翼の軍使徒」
■黒翼の軍使徒
おはようございます。前回書いたように、今日からしばらくは一枚のみ掲載です。今回の一枚はリメイク。
■リメイク元(2017年作)
いつも通り直近の一枚のリメイクでした。今回は奥行きを感じる構成を意識してリメイクしてみました。結果、デッサンが酷い事に。なんちゃってパースがついているのでそれほど不自然に見えるわけではないのですが、胸当ての部分の金属パーツの位置が正しく無かったり、腕の長さや指の長さが不自然だったりしています。
ただ、アングルと奥行きを意識したことで迫力には繋がっているかなと。画面が立体的に見えてきて、自分でも悪く無いなと思いました。しばらくこの路線で練習してみます。
■立ち絵-アンナ
今日から、余裕のある時はもう一枚の代わりに立ち絵を載せて行こうかなと。立ち絵のストックも溜まって来たので。
■経過
さて、なんだかこの所、燃え尽き症候群のようになって絵になかなか集中出来ない状態が続いております。現在抱えている依頼案件三件が、皆それなりに難解な内容で在る事も精神を圧迫している理由の一つなのですが、あれだけ必死になって描いてきた絵を「もう描きたくない」と思い始めている。
ツイッターに、「絵は上手い下手より「好き」かどうかだ。好きなら裏切られないし、嫌でも毎日描きたくなる。評論家になった表現者は死ぬ」的な呟きが流れてきて、自分もその「死にそうな表現者」に当てはまるのかなと思えてきました。その呟きをした方の絵を見ると大変お上手で、やはりそこまでの識見に至るにはある程度の苦労が必用で、若造の自分が一足とびに到達できる地点では無いのだろうとは思うのですが…。それでも、もっと早く好きと言う気持ちを大切に出来ていたらと思ってしまいます。
絵を嫌いになって、描かなくなったとしたら、私がどうなるのか想像に難くない。偉そうに絵の識見を語りながらも自分はヘボだヘボだと裏で自分を痛めつけ続ける人間になる。そうはなりたくないです。
正直、幸福続きのこの数年では今が特にしんどい。色んなすべきことにがんじがらめになって、しがらみや焦りや後悔や、色んな物に圧し掛かられて、遂に折れようとしている。その一方でこんな風に冷静に自分を観ている自分もいるわけですが…。
とりあえず今回の案件が片付いたら、一週間から一か月くらいガチで絵を描かずに休養するのも良いかもしれないです。客観的に観てもちょっと頑張り過ぎてる気がしますし。
差し当たっては今の依頼をなんとかこなそうと思います。
ではまた次回。