イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

習作7と「機械巨人」完成

おはようございます。今回は習作回です。

 

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■13

 

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■14

 

 「13」は丁度、製作に二色の明度・彩度差中心で画面を作る方法を取り入れ始めた当初のもので、この絵そのものも基本的に紫と赤中心の画面作りとなっています。今見ると拙いですね。短時間で描いたと言う事もありますが。

 「14」は製作を仕上げた後に、比較的余裕があった時描いたもので、まあそれでも三、四時間は掛けて描いたためかそれなりの出来になりました。構成も人物一人のシンプルな物ですしね。身内でも評判が良かった記憶があります。

 

f:id:yamadauta:20181027063059j:plain■末端練習2

 とりあえず昨日のものにアドバイス頂いた、関節を意識する、という点を実践してみました。まだ関節の位置が間違っていますが、確かにこちらのほうが今風ですね。少し前まではごつごつした手足にはNGを出される事のほうが多かったのですが。

 あとは、顔のほうを手癖で描く状態が続いているので、ここらで一人絵描き様を選んで、ちょっとバランスを盗む練習に切り替えてみようかと思っております。

 

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■機械巨人

 

 製作を完成としました。今回、顔部分など要所を見れば良く練り込まれているのですが、外周に行くに従い描き込みが足りない出来に。描き込みのピントを合わせるという観点から見れば決して悪手では無いものの、今回に関して言うなら大分粗っぽく見える感じです。これが背景などを形だけでも加えて視線誘導が為されていればもう少し違ったかもしれないのですが。

 

 さて、今回で溜め込んでいた習作のストックが切れました。次回からしばらくは企画コンセプトと末端練習、製作のみの更新になる見込みです。

 最近の更新を見ていると、若干気の緩みというか、中弛み的な意識の弱さが感じられますね。まあ人間が描いているわけですから、機械のように常に均質にとはどうしてもならないでしょうが、派手さや奇をてらうような事よりは安定を心掛けて行きたいものです。

 

 尚、この歳に成るとやはりというか、圧倒的に周囲の絵描き様に年下の方が増えますね。自分より年上で絵を続けている方に成ってくると、もう殿上人並みの人がほとんどであったり。何か噛み締めるものがありますが、個人的には四十になろうと五十に成ろうと変わらず描き続けたいものです。

 ではまた次回。