「イーヴィル・クロウ」と習作

■イーヴィル・クロウ

　おはようございます。今日の一枚目は新作。とは言えアイディアとしては過去にもあったものですね。今回も奥行きのある構成を意識したのですが、手前側の巨大な腕をもう少し工夫して配置すればより良かったかなという感じ。

　反面、色として面白いものが出たり、仕上がりとして割かし安定している為かツイッターでの評価は割と良かったです。

■習作

　休みの翌日に手慣らしとして描いたもの。アイディア的に新しいものに成っていないのもそうですし、仕上げとしても大味過ぎますね。

　昨晩は徹夜ついでに少し前のイラストを見なおしていたのですが、やはり一枚に賭ける熱量が現在に至るにつれ大きく減少したなと言う感じ。数か月前はもっと細かく丁寧に詰めていましたね。ただ、それゆえに疲れからか常に余裕がなく、カリカリしっぱなしだった様子も当時のブログの文章などから伺えました。

　やはり、絵に真剣になるという行為はある程度自分を削るものであるらしい。

　現在は割と安定して評価を頂けるようになってきた状態で、悩ましい所です。上達を謀ってまた無謀な試みを重ねるか、このまま無難に落ち着いてしまうか。応えはすぐには出ませんが、近いうちに自ずと決める事になるのでしょう。

■ラフ

　先日から申しております、自分の代表作として構想している物です。今回も若干描き方を変えて実験中。加えて、複雑な構造を詰め込んだ密度の高さで見せる絵にしたいなと思っております。とにかく慎重にゆっくり詰めて行きたい。

　ではまた次回。