「クリムゾン・ジャベリン」と「武装精霊」
■クリムゾン・ジャベリン
おはようございます。前回の記事で書いたように、SAIでもフォトショのような色使いを再現する糸口が見えてきたので、今回からまたSAIでのイラストを載せて行きます。一枚目はとりあえず習作にと描いたもの。
全体的に悪くは無いと思うのですが、詰め方が不十分ですね。あちこちに粗が見られます。私のよくやる「武装した女の子の背後にモンスター」という構成ですが、構図やデザイン的に割と良いものが出せた気がしているので、最後まで詰められなかったのは惜しかったです。あと今回、顔を失敗しました。
■武装精霊
二枚目はまた久しぶりの男性イラスト。やっぱりツイッターでの評価は上がって行かない感じですね。
こちらも詰め方に不十分さはあるものの、塗り込みの能率・効率が良くなってきて最小の手数で良く見えるラインを確立しつつある気が致します。この所作業ペースも一枚に四、五時間と二時間程短縮されましたし、やはり自分にはSAIが合っているんだなと思う所。
さて、現在読んでいる「下流の宴」という小説なのですが、貸出期日が24日なのにまだ五分の三ほどしか読み終わっておりません。とにかくエグイくらい金と出世の話が展開されるため、私のような人間はやや食傷気味になる。金や地位に拘っている人間のせせこましさの風刺が小粋ではあるのですけれどね。そういう皮肉めいた文章含め、あまり自分の好みの作風では無いなと。どちらかと言えばワイドショー好きな女性向けの作風かも。
面白くないわけじゃないので最後まで読もうと思っておりますが、私はこの一冊に比べれば前二冊の雰囲気のほうが圧倒的に好きだったなあ…。
恐らく貸出期限は延長できると思いますけれど、これを読み終えたら次はまた原田マハ様の小説を読んでみたい気持ちです。
ではまた次回。