イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「騎士は微睡みの中に或る」と「灰色の巨兵」

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■騎士は微睡みの中に或る

 

 こんにちは。今回も二枚掲載です。一枚目は新作。ツイッターにて、友人に「アオリやフカンをもっと取り入れてはどうか」とアドバイス頂き、ではアオリから、と挑んでみた物。結果アオリとしては浅いものにしかなっておりませんし、構図的にも今までの自分の作風から脱したとは言えないものの、それなりに安定した仕上がりかなと思います。

 ただ、同じことを繰り返し過ぎて若干食傷気味なので、また新しい構成や手段を考えて行きたいですね。

 

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■灰色の巨兵

 二枚目も新作なのですが、元々はリメイクとして構想したものでした。

 

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■リメイク元(2016年作)

 元々は「魔王と魔姫」というタイトルでした。しかし、リメイク後のものが思いのほか正義側に見えたのでタイトル変更。思うに、魔王の悪役感というか、恰幅が足りなかったのかなと。色としても灰色は正義側に見えるものですしね。まだコンセプト通りのイメージを出力する力が弱いなと。

 

今週のお題「新しく始めたいこと」

 

 さて、ひたすら淡々と絵を上げて行くブログになっておりますが、それも読む側としてはどうなのかなと思ったので、今回からちょこちょこお題に挑戦してみようと思います。新しく始めたい事。

 色々ありますね。性急なのは職探しですが、それが軌道に乗ったら車かバイクの免許を取りたいとも思ってますし、高卒認定取って絵の専門学校にも通いたい。来るべきグローバル社会に間に合うように第二言語の勉強もしたい。時間と余裕さえあるならやりたい事は山積みです。

 ただ、その中で自分が本当にやりたい事って言ったら、今までと同じように自分の好きな絵を描き続けて、その質を向上させていくこと、の一つに尽きるのですよね。

 大体にして色んなことをバランスよくこなせる性格でなく、ひたすら一つの事を追求するタイプの人間なので、今後も諦める気持ちが強くなりさえしなければずっと絵を描き続けていそう。先日、葛飾北斎様が40歳の時に描かれた絵と70歳の時に描かれた絵を並べて、真に絵を完成させるとはこういうことだ、的なツイートが回って来ました。そのリプライに、北斎様は「あと十年、いや、五年あれば、自分は本物の画家になれたのに」と言って亡くなられたというエピソードもツイートされており、改めて自分が往こうとしている道の果ての無さを思い知っています。

 

 特に職探しは確実に果たすべきですが、自分がやるべき事、この世に持って産まれた使命があるとしたら、それは自分の作風を完成させることなのではないか。

 なんかお題から逸脱してますが、そんな事を考えたりしました。

 もうお絵描きから思考が逃れ得ない所まで来ているのでしょうね。

 

 そんな感じで、また次回。