イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

デザインシリーズ過去作と九月の目標など

 こんにちは。本来なら昨日から休養日に入っている周期なのですが、昨日の記事でちらっと書いたように人様のイラストの向上に当てられてしまったせいか、なんとなく起きております。

 自分も量だけは描いているので、描いている分だけの向上はある物と思ってはおりますが、本当の意味での努力をしている方達、また才能を持ちそれを研磨し続けている方達にはどうしても及びませんね。悔しいです。

 

 前回掲載したイラストに対し、夕橙様より「荒削りな過去作の中でもたまにはっとするほど魅力的なものがある。そういった当時の熱量にはどうしても敵わないかもしれない」といった評を頂き、なるほどなと感じました。かなり前に簡単にこちらでも書かせて頂いたのですが、絵描きにもいわゆる「旬」とか「最盛期」というものがあり、私の場合それは既に過ぎ去っているのかなと思う所。

 度々書いて来ましたが、最近デザイン的にも新しいもの、気持ちの良いものが出辛く成り、構図そのもののアイディアも乏しくなっている。これはもう抗いようもない山田唄という絵描きの衰退なのかもしれない。

 

 そんなわけで、ちょっと過去描いたものがどれほど凄かったか(主に自分の中で)というのを叫んでみたくなったので、今回は趣旨を変え、2013年頃一日一枚ずつ描いていたデザインシリーズをざっくり並べてみます。

 

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 以上です。大量で申し訳ない、ここまでご覧頂きありがとうございます。

 これらは、当時「モンスターと人物をセットで構成して一枚の立ち絵に纏める」というコンセプトで描いていた連作になります。当然のようにデッサン的にまずい部分なども多々あるのですが、色彩的、構図的、ポーズ的なアイディアと魅力、そして何よりもデザインの豊富さという点で、今はもはや再現不可能なものが当時多々出ております。

 過去の自分にこうも惨敗するというのは悔しさ以外の何物でもないわけですが、反面、なんとかして当時を越えてやりたいと言う気持ちも昨日辺りから顕著になっております。

 

 そんなわけで九月、そして今日から新年までの大体の展望と抱負ですが、まず何よりもユートピア様からの依頼を無事終える事。そして人体、モンスター、建造物のパース含めたデッサン力の強化。とりあえずその二つを基軸に添えてやって行こうと思っております。

 加えて絵の方向性の面での目標ですが、どうも私の場合、もうこれ以上他の絵描き様を参考にしたり盲従するよりは、自分のやり方や持ち味を伸ばして行ったほうが良いのかもしれないと思えてきました。その中で、今回載せたデザインシリーズの頃のような勢いと熱量を少しでも取り戻したい。

 最近はネット中心に評価して頂ける事も増え、正直幸せに浸り切り闘争心を失っておりましたが、私も歳とは言えまだ三十路前です。ここで絵描きとして死ぬわけにはいかない。

 今一度己を業火に投げ込むつもりでやって行こうと思います。

 

 今は割と負けん気でふわふわしていて具体的な実行案は出てこないのですが、それはあと二、三週間かけてじわじわ固めて行こうかなと。

 今回特に長い記事になってしまい失礼致しました。

 また次回。