イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

習作交々と来月の目標

 こんにちは。三日間お休みを頂いておりました。体調的にも気分的にも徐々に回復傾向にあるのですが、昨日辺りからこちら京都でも尋常でない気温と湿度を記録しておりまして…暑いだけなら扇風機なり氷なりでなんとか乗り切れると思っていたのですが、湿気が酷く、またそのせいで夜間もかなり蒸し暑い為、冷房を切るということが現実的に無理に思えて来ました。

 なるべく外に出るようにしたり、室内で軽い筋トレをしたりしてとにかく血行が悪く成り過ぎないように気を使っているものの、冷房無しではどうやら今年の夏は乗り切れ無さそうです。七月も間もなく終わりますけれど、八月の夏本番はどうなりますことやら…。

 

 さて、前回の記事に、夕橙様より「一枚に手間を掛けるのも良いのでは」というアドバイスを頂き、ちょっと考えておりました。

 実際自分が一枚絵を描く時に掛ける手間や時間はまだまだ少なすぎるので、今日から来月に掛けて、一枚に更に時間を掛ける描き方を心掛けて行こうと思うのですが…やはり全てに全力でぶつかる気力はまだ無いので、「落書」と「本気絵」を明確に分けて行く事が大事なんだろうな、と。

 現状立ち絵一枚に関しても五時間は掛かっておりますが、それが一枚絵の場合にも十時間程度と大して差が無いので、立ち絵のクオリティはとりあえずそのままに、一枚絵をより時間を掛けて仕上げる流れを作ろうと思っております。

 その過程を、また以前のようにこちらに晒していけると良いかな、と。

 

 とりあえず先日載せた途中絵二枚の内、進展のあった一枚を載せてみます。まだ途中です。

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 現在は粗を潰しながら塗り込んでいく段階なのですが、現状まだ情報量が少ない為、装飾をもう少し盛って行こうかなと考えております。また、この点も夕橙様に以前アドバイス頂いた点なのですが、今回赤紫背景ということで、反射光をいつもの紫から若干赤寄りにしてみております。

 ついでに、いつものようにアナログの模写も載せてみます。

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 最後の一枚は、病院にあった花瓶をざっくりスケッチしてみたものです。人物以外の物の模写やスケッチも少しずつ描き溜めて行こうかな、と。

 

 そして、今月もまだ残り五日ございますが、簡単に今月の振り返りと来月の指針を。

 

 今月は、とりあえず燃え尽きた感の強い月になりました。体力的、精神的に今まで溜めて来たものが底を突き、意欲がガクッと落ちてリハビリに通えなくなったり、絵が描けなくなったり。やはり今振り返っても相当無理をしていたように思うので、来月からも今の自分の身の丈に合わせた創作、仕事のスタイルを見つけて行きたい所です。

 また、今月はそんな谷の時期に差し掛かったからなのか情緒も不安定になり、色々と良くない出来事を呼び込んでしまいました。

 そんな所から鑑みるに、今後自分に求められるのは波にも動じない「余裕」なのかな、と。いつもいっぱいいっぱいでやってきたので、やはり何かあった時の対応力やキャパシティに問題が在った気がしております。失敗もありきでやれ、とは言われましたが、やはり三十近い男が失敗ばかりして他人様に迷惑を掛けてばかりというのも色々戴けない。

 まずは日常を百パーとか九十パーではなく、七十パーから六十パー程度でこなせるよう、とにかく「無理をしない」よう自分に言い聞かせて行こうと思います。

 

 具体的には、先に述べましたように、一枚絵の生産を一か月に数枚まで落とし、落書は落書として割り切る。そして、生活の面でも体力作りを進める。

 ちなみに先日リハビリに行った際、介護の仕事に関して交々相談させて頂いたのですが、「情報収集が難しいようならまずはボランティアから始めてみるのは?」という風に言って頂き、その手配も私にやる気さえあるなら病院側でして頂けるようです。ボランティアとは言え責任が伴うことにはなりますので、まずは約束した日に確実に活動出来るよう休養を取る曜日をコントロールするところから始めなくてはなりません。

 いずれにしても具体的に動き出したのは悪い事ではないので、前向きにやって行きたいです。

 では、今回はこんな所で。また八月が迫るか訪れた段階で、改めて目標を設定し直すかもしれません。とりあえずまた次回。