「遮光」他六点と「炎帝開戦」
こんにちは。定期更新、一枚絵回です。
■遮光
■塔へ
■作戦コードLーβ
■左方のアークナイト
■作業ドッグ
■右方のアークナイト
■猫耳フード
今回は前半三枚がライティングを意識したもの、後半三枚がキャラ主体の物、+一枚が空間を意識したもの、という形になりました。割と目的に応じてとれる択が増えてきている感じはあります。また、キャラ主体の物も、影に当る部分をこれまでより意識したり、と、相互的に絵の理解が進んで来た感じ。
とは言え、割と構図案が出なくなって来た感じはあります。ポーズもシチュエーションもデザインも、思いつく形は一通りやり尽くしてしまいましたね。また昔の物をリメイクするなどしても良いと思っているのですが…。
■炎帝開戦
今回の経過製作は製作日数二日ほどでしたが、時間としては三、四時間程度でした。やはりというか人工的な建造物の情報量が大分足りない感じ。ただ、今回はライトの部分を絞って全体の七、八割を暗く落としたので、一目明瞭な画面に成っている気はします。
さて、先日病院に行ったところ、会議前に職員様に呼ばれまして、「ぶっちゃけ前回院内喫茶に手伝いで入ってみてどうだった?」と聞かれました。「疲労はしたが遣り甲斐はあった。ただ、これから続けて行けるかという不安は依然ある」と正直なところを申し上げた所、「じゃあこれからしばらく、とりあえず何も背負い込まずに来れる日にだけ病院に来て、その時余力があったら院内喫茶に手伝いに入る形にしたら? もちろん給料は出せないけど」的なお話をされまして。
まあ、給料が出ないと言う事は責任がほとんど無いわけで、もちろん気軽でしょうしそれでいて成功体験を積むにはちょうど良いかと思い同意しました。正直な所、また目標が遠のいた気はしましたが、職員様としてもよく考えて下さった上での話だったのでしょうし、私もそれが最善手とは言わないまでも今出来る精一杯ではあると思います。
差し当たってしばらくは、手伝いポジションと言う形でやって行くつもり。
そんな事もあってぶっちゃけ日常生活では成果の出ない毎日に鬱屈されており、今日辺りそろそろ次の目標を、絵也他の事なりで見出すべきなのでは、と思ったのですが…。
そんな折、友人がまたショートショートの感想を求めるメールを送って来まして、それに対して軽く添削などして送り返した所、「俺の原案を山田君が編集する形でまた冊子を出したい」と依頼されました。まあお金にも実績にもならない依頼ではあるのですが。
また、フォロワー様と関西コミティアに参加する話が立ち消えに成っていましたが、改めて九月二十九日の関西コミティアに応募する話が出まして、それらで割と忙しくしています。
なんというか、本来すべき事からどんどん遠ざかっている気はするものの、日々手応えは感じている状態ですね。しばらくは少し気を楽にして、今巻き込まれている渦を楽しむような日々を送っても良いのかもしれません。
ではまた次回。
企画コンセプト116と
こんにちは。定期更新、企画コンセプト回です。
・HartsMaterial キャラ草案121 忌み十字。近衛隊のクローン素体を特異計画に組み込んだ例。結果、発現する異形や身体能力の強力さは証明されたが、不安定な意思を反映しているらしく、肉体や精神が常に崩壊と再生を繰り返す為、全身を機械化して制御する事になった。異形の腕での一撃は相当な物。
・HartsMaterial キャラ草案122 廻芯。元「紅蓮」所属、廻刃。紅蓮解散後、幾つかの研究の検体となったが、肉体と脳が劣化し始めた為、現在は軍需企業で警備として遣われている。自我が不安定になっている為装備などはほぼ無く、専ら肉の壁である。記憶は混濁し、本人にもほぼ識別がつかない。
・HartsMaterial キャラ草案123 粗坊。皇帝の第二子。皇位継承権も姉に奪われ、能力的にも決して恵まれているとは言えず、様々な職を転々としたうえ特区を飛び出し、現在は貧民に身を落としている。しかし、彼の粗暴な性格には貧民の生活が見合っていたようで、日々自由を謳歌し暮らしている。
・HartsMaterial キャラ草案124 世界庁教育局副局長。局長とは違い、人民の主体性を育てる教育を第一に推し進めるべきとの考えを持って仕事に当る、個人主義且自由主義者。しかし悪戯に自らの主張を押し通そうとするような事はなく、裏方に回りながら徐々に民意を掌握しようとしている。有能。
・HartsMaterial キャラ草案125 賢子。賢者が自らの知識と技術を後世に残すために生み出した、自身のクローンである新人類(無性人間)。しかし教育を施しているうちに愛着が湧いて来たらしく、意外にも真っ当な父親らしく振る舞っている為、賢子も好奇心に溢れた無邪気な少年へと成長するに至る。
今回も、皇帝政権内の人間でありながら、自らの思想をしっかり持っているキャラ達が中心となりました。デザインとしては、徐々に取れる択が狭まって来ている感がありますね。シルエットでの変化が出し辛いので、必然的に色柄での描き分けに成って来ている感じです。
尚、企画キャラ出しは次回の130体目までで一旦終了、その次からは新しいキャラデザシリーズをお目に掛けられると良いなと思っております。
■天空ダンジョン
また新作に戻っての経過製作です。こちらも制作日数は一日、時間にして四、五時間程。時間の割に良く描き込まれているとは思いますし、造型的にも面白いものが出来ている気はします。ただ、やはり細かく見ていくと、眼下の街並みが只の直方体の集合であったり、ダンジョンの造型がまだまだ甘い点等、より描き込めた部分も見えてきますね。
■夕日を望む邸宅
こちらも二、三時間の短時間で仕上げたもの。割と情報量が多いためにそれなりに見えている感じはありますが、やはり質感やライティングなどもう少し描き込めた部分が目立ちますね。
さて、今日は病院で院内喫茶の会議の日です。正直バックれたい気持ちでいっぱいですが、会議で喫茶のシフトも決まるので逃げられない所。あまり議論が白熱しない様祈るとします。
ではまた次回。
「アークナイト」他六点と「黄金鎧の英雄」他一点
こんにちは。定期更新、一枚絵回です。
■アークナイト
■パラディオン
■背景習作
■作戦コードL
■高山の城塞
■バスタード・ガール3
■休日の朝日
今回載せたものの辺りから、割とふっ切れたというか、絵を描く楽しさを再び思い出せてきた為に全体に好調となっています。
途中の背景習作は、背景のライティングを試すための一枚だったのですが、そこから続く三作の背景付イラスト、特にラストの休日の朝日は、ライティングを活かして見栄えを上げるという試みを行ったものになります。割と今まで、屋外の光源が多量にあるムードを中心に描いてきたのですが、明確に光源と陰影を絞ってのこう言った表現も出来ると幅が広がりますね。
■黄金鎧の英雄
これも2018年の「英雄」のレタッチ。人物には然程手を入れず、主に背景を描き足した形になります。この頃の人物の衣装や鎧のデザインや色使いは本当に熱量に満ちていて、今ではなかなか真似できないなと思わされるところ。
■岩窟の巨神
これも2018年の物のレタッチ。後期のものなので、割と馴染みがある方も多いでしょうか。こちらも順当にカンバスサイズを広げてライティングなど調整しただけという出来に。これはこれで意味があるのかもしれませんが、なんというか当時のデザインが完成され過ぎていてレタッチしようにも手を入れる隙がないのですよね。次回からまた新作を出していければと思います。
さて、GWも終わりに近づいてきました。次の水曜には院内喫茶の会議が在る為、否応なく病院に行く事になるのですが、この会議というのが毎回しょうもない議題ばかりが上がって時間が押すのがしんどい所。日本における会議と言う物は得てしてそういうものなのでしょうが、クリエイティブな趣味に少しでも携わっている人間からしてみれば非常に無駄が多いですね。というわけで恐らく疲れ切って帰ってくるものと思われます。
ではまた次回。