イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「オロチ」

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■オロチ

 こんにちは。今日の一枚も動物モチーフで描いたモノ。今回の題材は「蛇」でした。

 大体描けているかなと思います。今回は体力的に非常に余裕があったことも相まってか非常に大量のアイディアが出てそれらをほとんど精査せずに描きだしたので、やや詰め込み過ぎかなというけらいもありますが。特に左腕のアイディアはカットして、頭から伸びる尾というアイディアとそのシルエットをもう少し生かせる形にすればよかったかなと。

 新しい作画ルーティンに関しても徐々に組みあがってきているので、そろそろ発展的なことをしてみてもいいかもしれませんね。

 

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■落書き

 

 さて、また休養から一週間強が経過したという事で非常に疲れが出ており、また最近ツイッターでの評価が思わしくない事からまた二、三愚痴を吐いてしまいました。それに対してフォロワーさんから「”他人が見たいモノ”を描いているか”自分が描きたいモノ”を描いているかですね。評価が欲しいならそこです」というお言葉を頂く。

 確かにと画面のこちらで何度もうなずきました。

 

 以前にも似たようなお言葉をせいこ様からも頂いたのですが、その当時に比べても大きく「他人が見たいモノ」に寄せてきたつもりでいる。特に絵柄や題材と言った部分で、自分の描きたいものの原型はほとんど残っていないし、その点での成果は一定のモノが出ていると言えるのでしょう。

 とはいえ、ここから「世界観」や「作風」まで他人が見たいものに寄せると、結局「自分が」描く理由など残らないのではないかと思ってしまい、そこで二の足を踏んでいる、というのが現状なんだろうなと。

 例えばそこの時点で、「じゃあ評価されるためだから」とフォロワーの需要に振った表現に全振り出来る人が多数いる中で、でも自分が描きたいものがあるから、と意地を張っている自分はやはり甘えているのかもしれない。

 

 まあしかしどうなんでしょうね。二次創作やエロ絵、ないしなんの特徴も捻りもないような歯ざわりだけに特化したイラストを描いて評価されたとして、それで本当に自分は嬉しいのか。

 

 と考えると、まあ確実に嬉しくはないんですよね。そう思ってしまえる時点で答えは出ているわけで、悩むだけ無駄だしこれからも自分のしていくことは結局変わらない。

 山田唄は山田唄にしか描けない世界を描いていると思える、それが私のプライドであり価値です。

 

 今、原点を見つめなおせただけでもとりあえず善しとしますかね。

 

 ではまた次回。