「夜光虫」と「ロンリー・デイズ」
■三か月上達法 一枚絵1「夜光虫」.
こんばんは。今日の一枚目は三か月上達法の一枚絵一枚目。とりあえず今回は、手本としているモグモ様のイラストから、つぎはぎ状に複数のパーツを集めてきて組み合わせた形の一枚でした。三か月上達法がそもそも「手本となる一人を見つけてその人の持つ”正しい価値観”を模倣する」ことが主旨であるという事で、しばらくは世界観から何から全て真似ようと思っております。
結果今回は自分の今まで描いてきた物とは違う味が強く出ましたね。ツイッターのフォロワーさんにも明確に「変わりましたね!」と言われました。
■三か月上達法 一枚絵2「ロンリー・デイズ」
前回書いたように、ストックをある程度消化してしまおうと思ったので、今回から掲載ペースを若干上げていきます。
二枚目はポージングをある程度モグモ様のイラストから頂いてきた物。やはりというか人体が安定するだけでもかなり見栄えのするイラストになるなと言う印象ですね。基礎力は自分には身に付かないだろうと言っていましたが、単純に基礎が出来ていると強いなと思います。
背景の情報量がどうも足りず、つるっとして見えるのが反省点。背景に斜線を薄く入れて情報量を上げてはいるのですが、この方法だとかなり不十分に見えるなと。面倒でもタッチをいちいち描き入れてやるのが手堅いかなと思います。
■三か月上達法 立ち絵4
さて、昨日も仕事だったのですが、職場の知的障害をお持ちの利用者さんが、相変わらず独り言も仰っていたものの途中「ちょっと聞いてほしいんですけど」とご自身の悩みを打ち明けて下さる場面がありました。
今まで職場の方たちも一様にどう接していいか解らない雰囲気を出していたのですけれども、その方がある程度いろんなことを話して下さって、昨日一日で随分打ち解けた感がありました。思えば、「何を考えてるか解らない」という事が互いに怖かったんだろうなと。私としてもその方の考えていることの一部が知れたことで、大分やり易くなりましたね。
割と若い方(最近養護学校を卒業されたとか)なのですが、自分の容姿や能力が周りに及んでいない気がしてそれがずっとコンプレックスになっているそうで。
実際のところ能力もそこまで低いとは言えないし、容姿に至ってはむしろ整っている方なのですが、周りがそれを言うと「いや、そんなことないです」と仰っていました。どうもご自身の中で「こういう風になりたい」という指針がかなり明確に定まっているようで、まあつまりは向上心がかなり高いんですよね。
そうしたところはむしろこちらが見習うべきだなくらいに思いました。
先日のさいとうなおきさんの件にしてもそうでしたが、私はどうも先入観に振り回されがちなところがあるなと思いますね。都度その先入観を覆されて反省はするのですが、何度も何度も同じような失敗を繰り返している。
それを思うと自分こそが能力の足りない人間であり、もっと頑張るべきだなと思ったりしました。
さりとてその方が始終独り言を仰っている理由にもなんとなく当たりが付いた(どうやら自分が犯した失敗や苦痛を何度も思い出してはフラッシュバックしている)ので、こちらとしても精神的に大分楽になりましたね。やはり「知らない」ことにおびえていないで、積極的に知る努力をすべきだなと思いました。
ではまた次回。