イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「ベータ・ドライブ」

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■ベータ・ドライブ

 こんにちは。今日の一枚は先日の「アルファ・ドライブ」の続き物として描いたモノ。アルファが刀だったので、では次は銃にしましょうという安直な発想でした。比較的面白い形が出ているのではと思います。

 今回、遠景の街並みをとりあえずかなり手数を抑えて描いてみましたが、近景がしっかり描き込まれているのでそれなりに見える印象ですね。もう0.5回りくらいディテールを描いてやっても良かった気はしていますが。

 

 

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■落書き

 

 さて、前回書いたように、昨日は暇だったのでさいとうなおきさんの動画をとにかく見ていたのですけれども、しっかり見ると非常に良い事を仰っており、多々勉強になる考え方がございました。

 特に、絵が評価されない理由、みたいな動画で触れられていた「自分では良いモノを描いているつもりなのに評価されないのは、自分の価値観と世間の価値観がズレているから」であるというくだりとその解決法については、今の自分が特に必要としていた考え方であるように思いました。

 

 さいとうさんと言えばメジャーなのが「三か月上達法」であり、私はあちらの方法論に関しても半ば以上馬鹿にして見ていたのですが、件の動画中でその上達法の裏付けについても語られており、私が今やるべきなのは正に三か月上達法なのでは…? と言う気がしてきました。

 影響されやすいですね。まったく。

 

 気になった方については動画を見て貰った方が早いと思うのですが、大体かいつまんで引用すると、

 

>人其々生まれや環境が違う以上価値観がズレるのは当然なのだが、このズレを放置しているといつまでも空振りを続ける事になり、悪循環である。

>三か月上達法で一人の絵描きさんを手本に自分の絵を寄せていく意味とは、まさにこの価値観のズレの修正の為であり、三か月後にはある程度手本にした絵描きさんの「良い」「悪い」の感覚が身に付いているはずだ。これが日本で言う守破離の「守」である。

>三か月上達法を終えた後、更に別の絵描きさんを研究したり(破)自分のやりたい絵柄を突き詰めたり(離)することで更に上に登れるが、この時「守」の段階で身に着けた価値観が生きてくる。というか、「守」を経ない段階で「破」や「離」に手を出しても、それは単なる我流に過ぎずいつまでたってもアカデミックな感覚が身に付かない。

>まずは自分のやり方を完全に忘れる事が必要である。

 

 みたいな内容でした。なるほどなと思いましたね。

 

 というわけで、私も三か月上達法の真似事などやってみる事にしました。最近は自分の描く絵もそれなりに評価されるようになっており、このまま描き続けても何かに成れるのではないかと思えてきましたが、まあしかし爆発的に伸びるためには何らかの劇薬を飲まなければいけないなと感じますし。

 こちらに載せていないイラストが一週間分くらいあるので、それを終えた段階で上達法に挑んだ内容を載せていきます。

 

 ではまた次回。