神禄1
■神禄 鬼神、キドウ
こんにちは。今回からようやく次のシリーズを始めていきます。制作自体は一週間前から始めていたのですが、こちらの未掲載分があったため掲載が遅れました。以前も書いた通り、メカ+神々というコンセプトで膨らませていくシリーズとします。
一作目はある程度定番の型である「鬼」モチーフにしました。現状まだ探り探りであり、方向性についてもつかめていませんが、まあなるべく長いシリーズにしたいですね。ある程度新しい事も組み込んでいけると良いなと思っています。
■落書き
さて、最近また0.5段階くらいは実力が伸びたかなと自己診断しているわけですが、やはり評価は相変わらずであり、度々不安を覚えます。
承認がどうのというよりは、自分が自信(というよりも確信)をもって「良いモノ」を作り続けているのに、それが世間では大して評価されないというギャップに辛さを感じる。
もしくは私の美的感覚がそもそもおかしいのではという所にしばしば思い至り、つまり自分は良いモノを作っているつもりで、実は幼児の落書き程度のモノしか出せておらず、この自分が持ち得ている確信についてもすべてただの勘違いなのではないか、という気がしてきて、それがしんどいんですよね。
無論、世の中には流行や定番というものが存在し、そこから外れたものが凡そ評価されないというのも解ってはいますし、それでも自分があえて自分の描きたいもので勝負している以上、その部分のバイアスが生じるのも致し方ない所ではあるんですけれどね。
正直私の本当に描きたいモノからは大幅に劣化してきており、特にこの十年くらいは努めて周りの感覚に歩み寄ることをしてきただけに、その努力すらほとんど実っていない現状が大分キツイですね。
多分、私に見えている世界は、他人が見ている世界とは大分違うのでしょう。だから美的感覚にも齟齬が生じており、私が綺麗、美しいと思うものは多くの人から見れば取るに足らないモノなのだと思う。
それでも、私にはそれらが美しく感じられているわけで、その感覚を自ら否定することは私の存在そのものへの否定に他ならないわけです。だからこのまま、誰にも評価されなくとも、描き続けるしかないんですよね。
かなりしんどいですが、まあ、仕方ないですね。
尚、かねてより時折書いているように、私は「小説家になろう」にて自作の小説を時々書いては上げているんですが、昨日一篇短編を書いたのでこちらにも貼り付けておきます。
「愛犬と少女と私」https://ncode.syosetu.com/n0303hi/
今回は六千字程度の短編となっております。
この小説群についても、私自身からしてみればものすごく良いモノが出来ている気がしているのに、現状ほとんど評価がつかず、徐々に訳が分からなくなってきました。
一方で、絵も小説も、一部の人たちには割と熱狂的にウケているので、やはり自分の作るモノには大衆性がないのでしょう。まあ、今更大衆に迎合しただけのものを作るつもりもないですし、これはもうどうしようもないと言えそう。
一生評価されなくとも、多分私は作り続けていくんでしょうね。そういう定めを背負って生まれてきたのかもしれない。
ではまた次回。