「命にも対価が伴う、この場所では」
■命にも対価が伴う、この場所では
こんにちは。今日の一枚は、先日の「めちゃくちゃに正された世界で」をある程度マイナーチェンジして焼き直したものです。元絵では使徒と人物相互の関係性などが分かり辛かったので、人物が戦闘メカの巡回から隠れるような構成を意図し、そのシチュエーションを基軸に組み直しました。
大体描けているのではないかと思います。自分の過去作と比較しても割かし高い水準に達していますし、詰め方としても適当かなと。
ただ、それだけに地力のそもそもの低さがまた露呈してきた感じです。キャラクター単体のイラストを見るとそれほど感じない部分なのですが、背景がつくと全体のつるっとした感じが特に際立って悪さとして感じられるなと。単純に情報量不足なのでしょう。
■落書き
さて、本日も気になった絵描き様のご紹介でもさせて頂こうかと思います。
old trash pic.twitter.com/Wq0m4nBycc
— URORONG/ウロロン (@URORONG) 2021年1月27日
昨今流行のサイバー系の型を踏襲しつつ、それらを巧く崩して自分の味に転化させておいでの絵描き様です。
メカと近未来を感じさせるキャラデザイン、という基本の型を踏まえながら、各所のシルエットや細かい装飾パーツで差別化を図る、という形を特に丁寧に、丁寧に実践し続けていらっしゃる方で、毎回クオリティの高いキャラデザインを出しつつけておいでです。
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— URORONG/ウロロン (@URORONG) 2019年12月19日
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— URORONG/ウロロン (@URORONG) 2019年12月19日
こうした単純な地力の高さと基礎力で良いモノを出しつつけるクリエイターを、「職人」と言うのだと思うのですが、自分もそう在れるだけのものを身に着けたいですね。
ではまた次回。