イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

「戦装:大蛇」

f:id:yamadauta:20210916001843j:plain

■戦装:大蛇

 こんにちは。今回の一枚も戦装シリーズ。とりあえず今回も変則的な形の装備としてみました。先端にツメのついている複数のアーム、というイメージです。これについても身内ではかなり好評でした。返す返すキャラクターを正直に見せるという形に適性のある絵描きですね。

 背景にもある程度パターンが存在すると思うので、その脈絡を掴んで記号化・単純化し、背景形成のメソッドとして成立させてしまえればあとは楽だと思うんですが、キャラメインのイラストですらここまで進化させるのに二十年近くかかっているわけで、背景もそれに近い理解度に引っ張ってこられる自信がなかなかありませんね。

 まあとは言え挑まなければ勝つ見込みすら得られないわけで、なんとか足掻いていきたいところです。

 

f:id:yamadauta:20210916001852j:plain

■落書き

 

 さて、本日も徹夜で作業しているのですが、先ほどノルマの二枚を仕上げた時点でかなり手ごたえがあったというか、自分の中でしっくりくる部分がありまして、どうやらまた一段階技術が向上したようです。

 今回の発見は、まずキャラクターの奥行きを重視してライティングを詰めた方が良いモノになる、という点。多くのキャラ絵描き様は、奥側に当たる脚や腕を全体的に陰に落として奥行きを出すという塗り方をされますが、その方法を自分の絵に組み込む方法論がようやく見えてきた感じです。

 あと一つ、人物の顔の描き方も大分頭の中で整理がついてきました。どうしても少女の顔が可愛くなりきらない問題を抱えていたのですが、解消できたような気がしております。

 

 というわけで、まあ調子が上がっており、昨日昼頃病院から帰って今まで(零時すぎ)までで四枚が仕上がりました。今回の向上により、さらに工程をルーティン化して理解することもできたので、どうやらまた少し描くのが早くなりそうです。その分一枚に手をかけるようにしていきたいですね。

 

 ではまた次回。