イラスト・ノート

イラスト描き、山田唄の制作物を載せて行きます

フィードバック3

 こんにちは。直近の休養から一週間、前回のフィードバックから二週間強イラストを継続したという事で、本日はお休みです。振り返りをつけていきます。

 

 

■取り入れた技術

 

 この間取り入れた技術は「陰影の精査(特に接地面の落ち影)」と、「シルエットによる特徴付け」の大きく二つでした。特に前者については、自分の絵に大きく欠けていた弱点であったという事で、この段階で取り入れることが出来てよかったなと思います。

 

 この間については、絵に絡んでかなり頻繁に精神を持ち崩すこととなったのが反省点でしたね。

 まだうまく消化出来ていないのですが、やはり絵を描いていると頻繁に不安に襲われるらしく、その際少しでも揺さぶりを受けると大崩れに繋がってしまうようです。揺さぶりの要因になるのは大体他人様からの一言なのですが、そうした一言にいちいち動じていると何もできなくなってしまうでしょうし、まずは自分のこの弱い性質をなんとかしたほうが良さそうです。

 

 先日も書きましたが、私は自己認識に歪みを抱えているらしく、その歪みに触れられると顕著に動揺をきたすのかなと。つまり、「自分はすごい奴だ」と言い聞かせてなんとか自分を保っているがゆえに、実は大してすごくない、というようなことを思い知らされる局面で特に自分が揺らぐようです。

 であれば、自分の等身大の実力や地位をしっかり認識することで揺れない自己評価を得ることが出来るかもしれません。

 認知の歪みは誰もが多少なり抱えていると言え、その理由は大抵の人間に「現実」を直視する勇気がないからなのでしょう。私も例にもれずそうですが、そろそろいい歳ですし夢見心地の少年からは卒業すべきなんでしょうね。

 

 

■この間見聞きした作品

 

 この間、「暗殺教室」「脳噛ネウロ」の作者様の新連載、「逃げ上手の若君」の単行本を購読し始めたほか、「左ききのエレン」と「クズの本懐」を読み直していました。

 

 特に今現在「クズの本懐」に見られる鋭い人間性の描写が刺さりましたね。

 恋愛を基軸に人生や自分の価値を形成していく人間にはあまり共感を覚えませんが、しかし大体の人間は人に好かれる人間になりたいと思っているでしょう。私もそうです。

 より拗らせた人間性を築いた場合、「人に好かれる」ことが全てとなり、それがイコール自己評価となったり人生における最大の目的になる人もいるのでしょう。

 

 ここまで考えると、私もその「人に好かれる」の部分が「人に評価される絵を描く」にすり替わっているだけで、自己評価を他人に依存している人間性は大して変わらないと言えそうです。

 

 自分に対する揺るぎない自信、自己認識。それを得ることが出来ればもはや人からの評価など必要としなくなるでしょうし、評価に振り回されないという事はとても自由であるという事だと思います。

 「クズの本懐」の作中、主人公の少女は片思いし続けていた年上の男性に告白し、振られ、またそのうえで「一人で歩く」という覚悟を決めたことで流されやすい自分と決別していきました。私もこの「自分一人で歩いていく」覚悟を決めるべきなのかもしれませんね。

 

 

■その他

 

 生活面では安定した日々が続いていますね。あれから仕事にも欠勤もなく通えていますし、再び寝込むようになってきたほかは特に問題は生じていません。それだけに退屈も極まってきていますが…。

 

 また、この数日「自分は日本を基軸に活動していては一生評価されないのではないか」という思いがまた襲い始めています。これに関しては単なる思いを超えた事実であるかと思うのですが、しかし軽々に海外に出ていくという事もできない現在、どうするのが正着と言えるのかなと。

 とりあえず海外のイラストSNSである「ArtStation」のアカウントをちょくちょく更新してはいますが、もう少し具体的な策を講じるべきかなと思い始めていますね。

 

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■スケッチ

 

 このスケッチもただただ描くだけでは意義が薄い気がしてきました。練習法としてもう少し有効な方法を考えていきますかね。

 

 ではまた次回。