「不夜城の絵描き」と「スチール＝ガーデン」

■不夜城の絵描き

　こんにちは。今回の一枚は室内の景観を題材としたもの。先日から欄外で繰り返し書いてきたように、今まで興味がなかった小物やキャラ以外のものにもある程度目を向けてみたものになります。結果、この一枚は題材の「エモさ」も相まってか身内ではかなり好評でした。

　ただまあ、ほとんど記憶だけで描いたために細部が全く詰められていませんね。少し前までは自分史上かなりの出来になったかなと感じていたものの、今見ると不満だらけです。いい加減「このくらい描き込めば大丈夫だろう」と力をセーブしたものを次々出す形は改めなくては。

■スチール＝ガーデン

　この一枚も、引き続き景観を描いてみる意図で制作したものです。これを描くに当たり、屋外の景観の写真を数枚スケッチし、その結果得た人工物に対する理解をもとに構図を組み立てました。

　自分の場合、やはりこうして「知っている」ものを目的に応じて組み合わせ、改変して出力するという方法論がハマるようですね。しかしこの一枚も先ほどのイラストと同様、細部の詰めが全く足りません。偏に現状のスケッチでは細部まで意識が向かず、中途半端なインプットになってしまっているからなのでしょう。人工物に対する理解を単純にもっと深める必要があります。

■落書き

　さて、今ほどメールチェックをしておりましたら、友人からメールが来ておりました。「山田君漫画描ける？　今エッセイ一本描いてんけど漫画化できひんかと思って」だそう。

　そのエッセイも送られてきたのですが、相変わらず焦って書いたスカスカの内容でした。

　そろそろまたキツめの灸をすえてやらなければいけないみたいだなと。どうせ今回も、「自分が頑張っていい内容の作品を作るのは面倒くさいから、山田君に頑張ってもらってサクッと売れさせてもらおう」くらいの心づもりだったのでしょうし。相変わらず創作をなめ腐ってますね。

　そもそも友人は「自分が頑張る」のではなく「他人に頑張ってもらってぶら下がる」事しかしないやつなんですよね。愛嬌がいいからそれで許されている部分がありますが、正直もうこれ以上あいつの為に何かしてやる気がしなくなってきました。

　そこらへんも含め、一回ちゃんと話してきっちり凹ませておこうと思います。

　そんなわけで先ほどから非常にイライラしているのですが、自分のことがおろそかになってはいけませんし、最近また絵の勢いがなくなってきたところだったので、そろそろ自分自身帯を締め直す頃合いですね。気合を入れ直そうと思います。

　ではまた次回。